習字は、このごろは、毎日ではないけれど、
続けているのである。
何も考えず、書くことに集中して、
などと、練習用の本を何冊か、
1ページずつはじめたのが、
昨年の夏前あたりであった。
何も考えず、というのが、
なかなか難しく、
書いているあいだ、ずっとなにか、
別のことが、頭の中を駈け巡り、
僕という者は、普段、
こんなにも、よけいなことばかりを、
考えている者なのだ、
ということがわかって、
大変に納得いくところであった。
そうなると、書いているあいだに、
あれこれ、思い巡り、
書き終えたところで、
ま、いいか、とすっきり、
一段落するのであった。
で、あとの一日は、思い巡りも、なく、
さっぱりと過ごせることに気がつき、
なかなか、良いのであった。
このごろは、書いているあいだも、
あまり、別のことを、考えていないような気がする。
文字に集中すると、これはこれで、
楽しいことがわかってきた。
考え事があるときには、
走っている時に、ずーっと考えていて、
気が付いたら、走り終えている、という、
ことが、ある。
あれ、走ってきたっけな、と思うほどに、
考えているのが、体も楽で、
体を動かしているので、
頭も楽な気がするのであった。
10年ぐらい前の本であるが、
「論争と『詭弁』」という本を、夜な夜な、楽しく読んでいる。
洋司
続けているのである。
何も考えず、書くことに集中して、
などと、練習用の本を何冊か、
1ページずつはじめたのが、
昨年の夏前あたりであった。
何も考えず、というのが、
なかなか難しく、
書いているあいだ、ずっとなにか、
別のことが、頭の中を駈け巡り、
僕という者は、普段、
こんなにも、よけいなことばかりを、
考えている者なのだ、
ということがわかって、
大変に納得いくところであった。
そうなると、書いているあいだに、
あれこれ、思い巡り、
書き終えたところで、
ま、いいか、とすっきり、
一段落するのであった。
で、あとの一日は、思い巡りも、なく、
さっぱりと過ごせることに気がつき、
なかなか、良いのであった。
このごろは、書いているあいだも、
あまり、別のことを、考えていないような気がする。
文字に集中すると、これはこれで、
楽しいことがわかってきた。
考え事があるときには、
走っている時に、ずーっと考えていて、
気が付いたら、走り終えている、という、
ことが、ある。
あれ、走ってきたっけな、と思うほどに、
考えているのが、体も楽で、
体を動かしているので、
頭も楽な気がするのであった。
10年ぐらい前の本であるが、
「論争と『詭弁』」という本を、夜な夜な、楽しく読んでいる。
洋司