昨晩は、
久々に、星がよく見えたのであった。

上を見ながら走るというのは、
思いっきり、顎が上がっていることになり、
走り方としては、ダメな状態である。

しかし、星を見つけることで、
ダラダラになっていた走りが、
やや、快調を取り戻すのであった。

ビールが冷えている。
先の尾道の帰り、
これを飲めばよく眠れるから、と、
母がバッグに入れておいてくれた缶ビールである。
その時は、飲まなくても、すぐに眠れたので、
そのまま、持ち帰り、
以来半月以上、ずっと、冷えたままなのである。

走った後、飲みたくなるか、と思っても、
どうも、飲みたくならない。
今は、酔ってはいけないのだ、という、
緊張感があるのかもしれない。

この暑さ、
喉はカラカラ、
キンキンに冷えたビール、

ここぞ、という時に、
ビールを飲みたいぞ、という時に、
飲めるように、
もう少し、冷やしておこう。

洋司