机に噛り付いているところである。

ノートは、尾道にも持って行っていたので、
ふとページの隙間から、シネマ尾道のチラシが、
出てきた。

シネマ尾道に行けば、
いつも支配人が、丁寧に、
チラシを並べたり、整えたりしておられる。

一枚一枚が、大事なものなのである。

ANDYのマスターも、折込のお手伝いを、
されることがあるそう。

そういえば、シネマ尾道のライブの時には、
若いスタッフの方が、大勢いらっしゃった。
聞けば、週一ぐらいのペースで、順番に、
映画館のお手伝いをしておられるとか。

尾道で学ばれる、学生さんたちである。
それぞれに、夢を語る姿は、
輝いていた。

尾道は、今、そういう学生さんたちの街でも、
ある。

二十歳前後を、尾道で過ごすなど、
なんだか、いい。

意味もなく、千光寺公園など、
歩いてみたくなった。

洋司