昨日も、万葉集の講座、
大変面白かった。

大伴家持が、長歌の、お手本にしたらしい、
山上憶良の長歌、比較してみた時の、
家持の線の細さと憶良の火柱の太さ。

家持については、資料が多い、ということもあって、
研究者には、大変、わかりやすいのだそうである。
つまり、どのあたりから、歌の原型を持ってきたか、とか、
どんな人たちと交流があったか、とか、
痩せていたか太っていたか、とか、
勉強熱心なんだけど、おしい感じとか。

素人の僕からすると、ずっとずっと遠い、家持であるが、
先生の授業で、いろんな楽しい想像をして、
ずいぶん親近感を覚えるのであった。

講座後、
受講者の男性の参加しておられる写真展が、
近くで開催中、ということで、
先生を含め、数人で、鑑賞に。

木々や草花、山や水面、
悠久と一瞬。
きれいな写真がいっぱいで、
そこにいながらも、しばし、
フレームの向こうの世界へ、
誘われる。

その男性の方のお勧めのお店で、
昼食をいただきながら、先生を囲んでの、
貴重な座談。

またまた、楽しいのであった。

昼食は、その男性の方に、
ご馳走になる形に。

夏野菜のカレーなど、まさに、生命力をいただくようで、
大変美味かった。

本日は、朝から、尾道へ。
明日の、
「尾道万博」「シネマ尾道」
楽しんでくるのである。

洋司