昨日は、昼から、
万葉集の講座に出、
巻十二の相聞、寄物陳思、
物に寄せて、恋心を詠う歌を、
いくつか、勉強し、
夕方からは、
「万葉集~ココロ・ニ・マド・ヲ~」
http://www.manyoshu.jp/top.html
の収録であった。
昨日は、水曜日であったから、
「万葉集~ココロ・ニ・マド・ヲ~」に、
新たな歌が、更新された。
今回は、朗読を、僕が担当している。
橘の 寺の長屋に わが率寝し
童女放髪は 髪上げつらむか
(現代語訳)
【私が昔、橘寺の長屋に連れてきて共寝をした、おさげ髪の少女は、
髪を結い上げるほどの大人の女性になって、他の男と結婚しただろうか。】
歌と、現代語訳と、解説を朗読しているが、
解説の途中、「懐かしいなぁ」というあたりで、
声がひっくり返っているのであった。
作者未詳の伝誦歌であるが、もう、
自分のことのように感じながら、朗読したことであった。
時の流れを感じさせる映像も、心に迫る音楽も、素晴らしく、
感動的である。
何度も、見てしまう。
昨日は、大伴四綱の歌の録音をしてきた。
藤原氏の勢力に押され、衰退する大伴氏は、
九州、大宰府に左遷させられる。
四綱が、大伴旅人ら、同族に、
残念ではないのか、という思いをぶつけた歌。
710年の平城遷都は、
藤原氏による、脱明日香構想、
蘇我氏の臭いを消したかったのだ、
といわれる。
たたずまいが端正な旅人は、
「大和もここも同じだと思う」と答えた、と。
ところで、この、
「万葉集~ココロ・ニ・マド・ヲ~」を見た人の、
10人に1人は、奈良に行った、というデータが出ているそうである。
すごいことである。
僕も、また来月、勉強会で明日香村に、行かせていただくのであった。
洋司
万葉集の講座に出、
巻十二の相聞、寄物陳思、
物に寄せて、恋心を詠う歌を、
いくつか、勉強し、
夕方からは、
「万葉集~ココロ・ニ・マド・ヲ~」
http://www.manyoshu.jp/top.html
の収録であった。
昨日は、水曜日であったから、
「万葉集~ココロ・ニ・マド・ヲ~」に、
新たな歌が、更新された。
今回は、朗読を、僕が担当している。
橘の 寺の長屋に わが率寝し
童女放髪は 髪上げつらむか
(現代語訳)
【私が昔、橘寺の長屋に連れてきて共寝をした、おさげ髪の少女は、
髪を結い上げるほどの大人の女性になって、他の男と結婚しただろうか。】
歌と、現代語訳と、解説を朗読しているが、
解説の途中、「懐かしいなぁ」というあたりで、
声がひっくり返っているのであった。
作者未詳の伝誦歌であるが、もう、
自分のことのように感じながら、朗読したことであった。
時の流れを感じさせる映像も、心に迫る音楽も、素晴らしく、
感動的である。
何度も、見てしまう。
昨日は、大伴四綱の歌の録音をしてきた。
藤原氏の勢力に押され、衰退する大伴氏は、
九州、大宰府に左遷させられる。
四綱が、大伴旅人ら、同族に、
残念ではないのか、という思いをぶつけた歌。
710年の平城遷都は、
藤原氏による、脱明日香構想、
蘇我氏の臭いを消したかったのだ、
といわれる。
たたずまいが端正な旅人は、
「大和もここも同じだと思う」と答えた、と。
ところで、この、
「万葉集~ココロ・ニ・マド・ヲ~」を見た人の、
10人に1人は、奈良に行った、というデータが出ているそうである。
すごいことである。
僕も、また来月、勉強会で明日香村に、行かせていただくのであった。
洋司