昨日も、スタジオで、大声。
大声で叫ぶ、というのは、気持ちのいいものである。

ある程度の大声を、まず、出すが、
それに続いて、さらに大声を出す。

宇宙全体からすると、
人の声、というものは、ごく小さな音に違いないのであるが、
スタジオの中で、一人ぼっちで、叫ぶと、
宇宙の果てまで、声が届きそうな気がしてくるのであった。
井の中の。
ファンタジーである。

人間、というものは、
これぐらいの大声が出せる生き物であるが、
普段は、そんな声は出さずに、生きている。

僕なども、ふだんは、ほとんどしゃべらないか、
しゃべっても、小声である。

人間も、
森や草原で、遠い仲間と、呼び合ったりするために、
大声を出したのであろう。

声や思いが遠くまで届く気持ちよさ。

さて、先ほど、
FMふくやまの番組に、電話で、5分ほど出演させていただいた。

6月27日の、「尾道万博」や「シネマ尾道」で、
The東南西北が、演奏することについて、
話をさせていただいた。

パーソナリティーの奥田哲生さんのことは、
25日に、テレビで拝見し、お声とお顔が、一致した。

それまで、電話で、お声だけ存じているときには、
そのお声によく似た声の持ち主の顔を想像しながら、
お聞きしていたので、
インターネットやテレビで、奥田さんのお顔を拝見したときには、
その、お声とお顔が、すぐに一致させられないのであった。
おかしなものである。

さらに、電話で話していたときには、
バンドもやってた、年下の、おにいちゃん、って感じもあったのに、
テレビで拝見すれば、かっこいい先生でいらっしゃる。

僕の、この独断と偏見、
危険ですらある。

奥田さんの、スマートな進行で、
こちら、小声ながら、無事、出演を終えたところである。

後日、おのみち地域SNS内、
「尾道万博」実行委員長、本東さん、
ハンドルネーム「エドワード」さんの、ブログ内で、
番組の僕の出演部分が、聞けるようになるそうである。
http://onomichi-sns.jp/

奥田さんの、ハンサムな声と、
僕の宇宙に響き渡る、小声を、
聞いてみてください。

洋司