今の人類は、サルからの進化ではなくて、
宇宙人が、トカゲのようなものに、自分たちの遺伝子を移植して云々、
というのを、何かで読んだことがある。

それにしては、サルに似ている、と
じっと手を見る。

宇宙人、といっても、それはもしかしたら、
その星の、サルの進化したものかもしれないのだし、
ま、そう思えば、サルに似ているのも、わかる。

しかし、地球に来て、わざわざ、トカゲに移植しなくても、
自分たちで、そこに、住めば、よかったのに。

環境にいまいち、適応できなかったのかな。

天の香具山は、天から降ってきた山というのだが、
まさか、別の星からの宇宙船、など。
思えば、
万葉集には、浦島太郎の元になったようなお話も出てくる。
あれは、亀じゃなくて、UFOだろうと。

人は、どうしたって、その人の器を越えては、
ものを想像できない。

想像もつかないことを、なかなか想像できない。

面白い発想や、楽しいひらめきや、
うれしい発明を、いつも求めて、
あれこれ、考えているが、
今日は、宇宙人の祖先が、サル、
というところが、僕にとっては、
ちょっと楽しい発見であった。

洋司