昨日は、楽器店を巡ったのであった。

ライブ用のエフェクターの充実を図った。

足元のエフェクターは、僕は意外とたくさん持っているのであるが、
実は、ほとんど使用してない。
ソロのバンド形式のライブでは、サンズアンプのオーバードライブだけである。

先日の尾道での、The東南西北では、PODのデスクトップ用のものを、
足元において、使用したが、音色のチェンジには、別のペダルが必要になってくる。
もう、10年ほど前のアンプシミュレーターである。
なかなかに、評判のモデルであるが、ライブ用ではない。
今なら、もっと高性能なものもあるのである。

ギター用、マルチエフェクターなら、15年以上前に、
出始めのモデルを、すぐに入手したけれど、扱いきれず、すぐに手放した。
音も、まだそれほどよくなかったのだと思う。

ここ数年は、ずっと、アコースティックのライブが中心であったから、
エフェクターのことは、気にしなくてすんだし、
レコーディングでは、PODに加えて、ソフト内にアンプシミュレーターも入っている、
それらを併用していたのであった。

つまり、足元の、
フェイザー、トレモロ、コンプレッサー、デジタルディレイ、コーラス、
イコライザー、ターボオーバードライブ等は、全く使わない時期が、十数年、
続いていたのであった。

それらを、セッティングしても、エフェクトのかかる順番やエディットの設定など、
曲によって変えられるわけでもなく、
6月に、The東南西北をやるとなると、今、ギターは僕が担当するのであるから、
様々に、考えどころなのであった。

店で長時間、あれこれ試したが、
やさしい店員さんのおかげで、いいのを、選ぶことが出来た。
楽しい時間であった。

行き帰りに、
桜の並木道を、歩いてみると、
もう、ちらほらと、咲いている。

昨年、桜の季節に、松浦亜弥さんに、
「花いちもんめ」という詞を、書かせていただき、
もう、そのまま、
あのこがほしい、あのこじゃわからん、誰ほしい、
などと書き、
私がだれかのものになったら、さびしいですか。
あなたがだれかのものになったら、私、寂しいからね、
などと書き、
いいなぁ、と思っていたのであった。
洋服の青山のCMソングであったと思ったが、
僕が、ほとんどテレビを見ないので、
テレビで見たことは、ないのであった。

松浦さんの今年のアルバムには、
「中央改札」、
「七回歌うといいことがある歌」
「真珠」
を、書かせていただいている。

The東南西北で、名古屋キャンペーンがあると、
いつもお世話になっていた、CBCアナウンサーの小堀勝啓さんから、
1月ごろ、お手紙をいただき、
松浦さんがラジオのゲストで来られたとき、
Newアルバムに、僕の名前を見、番組で盛り上がったことや、
長年のリスナーからも、The東南西北のことを書いたメールが
あった、というようなことを、書いてくださってて、
嬉しく、読ませていただいたのであった。

今度は、満開の中を、通り抜けるつもりである。

洋司