今日は、暖かくなるようである。

普段、ひざ掛けをして、机についている。
ギターを弾くときも、
ひざ掛けをしているのである。

これを、今朝も、今のところは、
必要としている。

なかなか手放せないのである。

ないと、ひざがひんやりするような、
気がするのである。

小学生の頃など、思い出すが、
6月に衣替えで、
制服が、突然、半そでになって、
外に出て、少しひやっとしても、
すぐに慣れる、あの感じで、
もう少し、暖かくなると、
この、ひざ掛けなしの状態に、
すぐに慣れてしまう時が、くるのである。

小学生の時に、僕らは、
制服として、
クモックを着ていたのである。
黄色い帽子も、ずっとかぶっていた。

先日、尾道に行った時に、
スモック姿の小学生を見て、
いいなぁ、と思ったけれど、
あれはあれで、
毎日、何を着ようか、とか、
お洒落しようか、とか、
そういう感覚が、芽生えにくくもなる、
のだそうである。
わかる気もする。

ひざ掛けも、
いろんなバリエーションで、
今日は、このお洒落な、牛の模様にしようかな、
とか、
今日は、印象派で、
などと、あると、良いかもしれない。
ふと見ると、今ひざにある、これは、熊の絵であった。

普段、使っている、
ペンやノートや机やあれこれ、
ほとんど、毎日、同じものを使っている、
ということに、ふと、気がついてしまったのである。

洋司