「Shadow Dancing」という、
The東南西北の3枚目のシングルは、
サビの音域が、ずっと高いままなのである。
レコーディングで、何回も歌い続けるとなると、
喉がもたないのであった。
最初の頃のテイクは、
よく声が出ているが、ニュアンスが、
まだつかめていない。
ニュアンスがつかめてくると、
更に良いのを録ろうと、何度も歌うのである。
そのうちに、喉がへたってくる。
それでも、叫んで、真夜中に、
なんとか、OKテイクを得た。
しかし、
最初の頃に、のびのびと声が出ているのを、
皆知っているので、
これは、駄目だな、という空気が、
漂ってもいたのである。
深夜、マネージャーに車で送ってもらいながらも、
これは、後日、歌い直しだろう、
などと、話したものである。
ところが、一夜明けて、
OKテイクを、カセットテープで聞いてみると、
その、叫び具合が、いい。
余裕じゃないところが、なんか、いい。
早速、マネージャーにそのことを話すと、
やっぱり、同じ意見なのであった。
それで、今もベスト盤で聞ける、あのテイクが、
残ることになったのである。
この曲は、
ベスト盤にも入っている人気の曲でもあることで、
今でも、時々歌ったり、
CDで、聞いたりもするのであるが、
なかには、もうずいぶん聞かなくなった曲などもある。
昔のレコードは、
B面の1曲目など、大事な意味があったのであるが、
CDになると、6曲めだったりするから、
なんだか、遠い。
「Shadow Dancing」が収録されている1986年のアルバムの
B面の1曲目、CDになると6曲目は、
「I Love Youは嘘の言葉」
久しぶりに、聞いたら、
やっぱり叫んでいた。
それが、なんだか嬉しくて、
あれこれ、引っ張り出して、全部聞いてしまった。
19歳とか20歳になったばかりのころの、
これらの叫びを、いいなぁ、と思ったのであった。
洋司
The東南西北の3枚目のシングルは、
サビの音域が、ずっと高いままなのである。
レコーディングで、何回も歌い続けるとなると、
喉がもたないのであった。
最初の頃のテイクは、
よく声が出ているが、ニュアンスが、
まだつかめていない。
ニュアンスがつかめてくると、
更に良いのを録ろうと、何度も歌うのである。
そのうちに、喉がへたってくる。
それでも、叫んで、真夜中に、
なんとか、OKテイクを得た。
しかし、
最初の頃に、のびのびと声が出ているのを、
皆知っているので、
これは、駄目だな、という空気が、
漂ってもいたのである。
深夜、マネージャーに車で送ってもらいながらも、
これは、後日、歌い直しだろう、
などと、話したものである。
ところが、一夜明けて、
OKテイクを、カセットテープで聞いてみると、
その、叫び具合が、いい。
余裕じゃないところが、なんか、いい。
早速、マネージャーにそのことを話すと、
やっぱり、同じ意見なのであった。
それで、今もベスト盤で聞ける、あのテイクが、
残ることになったのである。
この曲は、
ベスト盤にも入っている人気の曲でもあることで、
今でも、時々歌ったり、
CDで、聞いたりもするのであるが、
なかには、もうずいぶん聞かなくなった曲などもある。
昔のレコードは、
B面の1曲目など、大事な意味があったのであるが、
CDになると、6曲めだったりするから、
なんだか、遠い。
「Shadow Dancing」が収録されている1986年のアルバムの
B面の1曲目、CDになると6曲目は、
「I Love Youは嘘の言葉」
久しぶりに、聞いたら、
やっぱり叫んでいた。
それが、なんだか嬉しくて、
あれこれ、引っ張り出して、全部聞いてしまった。
19歳とか20歳になったばかりのころの、
これらの叫びを、いいなぁ、と思ったのであった。
洋司