今朝は、カーテンを開ければ、久々に、
晴れている。

朝日がビルの向こうから昇ってくるところである。

このところ、
雨曇りが多かった。

万葉の頃は、
人が吐き出す息が、
そのまま雲になる、
というふうな考えもあって、
葛城山などに、立ちのぼる雲を見ては、
あの人も今、
私のことを、思ってくれているのだなぁ、
などと、思ったようである。

ここのところ、ずっと雨曇りで、
だいぶ、思われている、
というところであろうか。

今朝は、それも晴れ、
思われなくなった、ということろか。

突っ込みどころは、いくらでもあるけれど、
いいではないか。

そういうことで、あれこれ思う、
というのも、
ありがたいことである。

洋司