生誕100年ということで、
太宰作品の映画化が、いろいろあるようで、
非常に、楽しみである。

ちょっと、好きすぎて、
映画などで見ると、なんだか残念に感じることが、
多いのも、欲張りなことである。

僕が、太宰にはまった一番のきっかけは、
映画「火宅の人」(緒方拳主演)に出てきた、
「太宰治」が、とっても良くて、
こんな人は、何を考えて、どんなことを書いてるんだろう、
と、思ったことである。

「火宅の人」は、太宰の親友でもあった、
檀一雄の作品で、小説も良かったし、
映画も、良かった。

檀の「小説 太宰治」も大好きである。

檀と太宰との、様々な、主に、太宰が檀に、
迷惑を掛けまくったお話など、
ファンとしても、心苦しい。

「桜桃」「ヴィヨンの妻」あたりが、映画になるのが、
嬉しい。

単純に、純粋に、楽しみたい。

洋司