昨年、10月、
尾道のジャズ喫茶ANDYの30周年パーティーの時、
クライマックスでは、
「30」の形に並べられた、竹灯籠のろうそくに、
そっと火が灯された。

幻想的で、美しく、清らかで、
また、
多くの人たちが、
ANDYを、
マスターを慕って集まる様子にも見えて、
感動的であった。

ろうそくの灯りは、
時と場合によって、いろいろに見える。

愛、喜、祝、祈、願、恨、怒、弔、鎮・・・。

ろうの城に、炎があつまって、
踊り、戯れ、
神のパーティー。

エンデに、そんな小説があった。

洋司