だんだんと、冬である。

クリスマスに向けて、頭にトナカイの角のようなものをつけた、いろんなキャラクターを見るような気がするのである。

そのようなものを、最近見たような気がする、と思ったら、
せんとくんであった。

せんとくんは、「暑さに弱い体質」ということで、
「万葉集~」のPRイベントの時にも、強い照明のステージには、
出ては引っ込み、という感じであった。

前にも書いたけれど、その、小ささと、機敏な動きは、
どこかのなにかを、思い出させるのであった。
ディズニーのミッキーとか。

仏教の流れの、せんとくん、と
キリスト教の流れの、トナカイ角のキャラクターと、
相似をなすのも、面白いところである。

古代ローマと奈良は、シルクロードでつながっているので、
ヘレニズムからの様々な影響を、奈良は持っているのであるが、
それが、せんとくんにつながっているかどうかは、
今は、考えないのである。

洋司