午前2時にセットした目覚ましが、鳴るころには、もう起きている、ということもよくあり、最近は、目覚ましのアラーム音を、聞いていないなぁ、と思っていたところであるが、今朝、というか、真夜中、なにかが耳元で、小さな祭囃子と、笑い声をたてていて、あまり楽しそうなので、目を覚ました。こぶとりじいさん、が思わずほこらから出て行ったときのようである。小さな祭囃子と笑い声は、今思えば、目覚まし時計のアラームであったはずであるが、こちらも寝ぼけていたのであろう、あれは、非常に楽しく目が覚めた。

洋司