うるう年で、一日多くて、よかったと思っている者である。じゃないと、間に合わないものもある。31日まであってもらってもいいぐらいである。それを思えば、2日短いじゃないかと、突然、焦るのである。
ずいぶん前に、NEWSに「一日が長過ぎてまいってた日も、24時間じゃ足りない今みたいな時も」などと書いた。個人的には、長すぎたのは、中学ぐらいまでの、授業中とか、厳しかったクラブ活動とかかな。あとは、やっぱり、ちょっと短いんじゃないか、と思っている。
一日がもっと長くて、人の寿命は、同じなら、年齢ということについては、深くいかずにすむ、ということもある。たんなる錯覚でも。と、錯覚でいいのなら、時計のスピードを調節するだけでも、だいぶ違うのかな。ま、こんなことを考えているあいだにも、時は過ぎていくのであった。

洋司