新しい惑星が、あちこちで発見され、これは地球に似ているとか、木星にとか、いろいろである。地球型をずっと追跡調査をすれば、やがてその星に、恐竜が出、二足歩行の哺乳類が出、文明を築いたころに、こちらは遠くの星まで行ける技術を持ち、お邪魔する。巨大な地上絵を描き、巨大な建造物を残し、ある者はそこに住み着く。もしも、よそ者だということで、滅ぼされたら、遺物や伝承と共に、やがてあやふやな記憶になるのである。それから、もし、住みつこうとした星に、怪獣みたいなのが、いっぱいいたら、やはり、なんとかするだろう。
洋司
洋司