テーブルの足などに、こちらの足などをぶつけると、非常に痛いが、その痛いのを、図に表すと、今これぐらい広がっていて、徐々に小さくなっていき、最後には小さな点になって、消える。痛みの収縮と、それに要する時間、ま、ダメージは、目には見えないが、いや、見えないのだろうか、と思ったところである。何かの装置を使えば、ダメージをモニターできるのかもしれない。さらには、見えないと思い込んでいるだけで、あのテーブルに足をぶつけた痛みというのは、本当は、見えるものなのかもしれない。いや、見えまい。

洋司