砂の一粒一粒にも、番号が振られているとか、木々の枝の一本一本に、神の手を見るとか、いろんな意味で、おお、と思うのである。
テキトウな書き方で申し訳ない。お許しいただいて続けるなら、すべての物に、人が名前をつけているとかなんとかということになるのであるが、高校生の頃、金魚を飼っている後輩がいて、その金魚の名前は「きんちゃん」なのだという。複数ひき飼っているのであるが、全部まとめて、「きんちゃん」と。なにやら、種というものを作ったどなたかの手を思ったものである。

洋司