子供の頃に好きで見た子供向けテレビ番組。暗い設定のものが多かった気がする。意思に反して改造人間にされ、その運命を背負い戦う人。裏切り者の名をうけて、すべてを捨てて戦う男。人造人間である悲しさを背負った者。いつか人間になりたいと願うがかなわない妖怪。そういう暗さや悲しさに共鳴したのは、子供の心のどこなのだろうと思うことがある。星からの戦士やら、団体で戦う人らには、きゅんとしそこねた。変に画面が暗くて、怖い感じのしたのは、ちょっとカバに似た妖精のお話。これは妙に気味悪くて、こっち向かないでほしかった。いまだに怖い。子供向けではないと思うが、キーハンターの暗いテーマ曲は好きだが、大岡越前の暗いテーマは怖い。単なる好き嫌いか。
洋司
洋司