2007年7月2日(月)ギターみたいな弦楽器の機械による自動演奏は難しいのだろう。弦を押さえて弾くだけではないからだ。チョーキングなど力もいるし繊細な動きもいる。ミュート奏法も、プリングオフ、ハンマリングオンも、スライドも、ビブラートも、皮膚の硬さや軟らかさがいる。ロボットの技術で、非常に繊細な部分と、大変に強力な部分は昔からどんどん進歩していると思うけど、その中間というか、力強くて繊細なところの表現は、なかなか難しいところなのだろう。人間などは、主にその部分でできているように思う。洋司