先日、御詠歌を拝聴しました。朝から天気の悪い日で、ぐっと暗くなり、雷鳴など聞こえ、雨もざっと降っていましたが、御詠歌の一節に、嵐が去って、というような言葉があって、その部分が歌われるそばから、障子の外が、さっと明るくなりました。不思議なことでしたが、それをさほど不思議なこととも感じないような、自然な感じでした。

洋司