キャプテンストライダムのアルバム「108DREAMS」が明日、ついに発売である。
今日には店に並んでいるので、キャプテン~のホームページの掲示板を見れば、既に、買った、聞いた、という書き込みがあり、あの歌たちが、多くの人の耳に届いたのだと思うと、こちらも興奮してくる。
「十五夜」という曲の詞を抜粋させていただく。

「十五夜」

二人は下手な恋をして だけど最高で
ほのかな匂いと痛みで 甘い息をして

君の胸元を
探る指

十五夜ねと君が言う
頬を染めて目を伏せる
十六夜も立ち待ち月も
君のこと 大切に するよ

いつから数えて十五夜かというところである。
永友君の歌もバンドも、非常いいのであるが、歌も含めて、ほぼ、1発録音だったそうである。歌の主人公が、実際に歌っているというような気がする。「悲しみのシミかな」にも通じるけれど、聞いていて、心臓がわくわくする。
このアルバムの主人公は、どこか、僕の「真珠区」の登場人物のようでもある。「108DREAMS」と「真珠区」を続けて聞いていただけると、いいかもしれない。いや、ぜひとも、そうしていただきたい。

洋司