思いがけないところから、高校の後輩が楽器に携わる仕事をしているという情報を知り、うれしかったことである。
ホームページを読めば、僕などより、きっと楽器にことには詳しかろう。ギターだって上手いかもしれない。
彼と会ったのは、高校の1年間だけで、それも毎日というわけではない。クラブ活動で、ちょっとだけ。その年に年賀状をくれたのか、こちらの卒業用になにか、メッセージをくれた時か、とにかくそこに、自分らのバンド名を考えたというようなことが書かれていた。直接その解説を聞いた覚えもある。自分らの歌を届ける意味で、というような、意味のある名であった。東西南北上下左右などというのとはちがった。
伊藤後輩とともに、彼の掲示板に書き込めば、「うわっ、先輩(本当は、別の呼び方があるのであるが)」などとレスポンス。いきなり高校生に戻ったような気分である。
僕といえば、なかなかに思い込みの激しい、変な高校生であった。恥ずかしく思い出すことも多いのである。
洋司
ホームページを読めば、僕などより、きっと楽器にことには詳しかろう。ギターだって上手いかもしれない。
彼と会ったのは、高校の1年間だけで、それも毎日というわけではない。クラブ活動で、ちょっとだけ。その年に年賀状をくれたのか、こちらの卒業用になにか、メッセージをくれた時か、とにかくそこに、自分らのバンド名を考えたというようなことが書かれていた。直接その解説を聞いた覚えもある。自分らの歌を届ける意味で、というような、意味のある名であった。東西南北上下左右などというのとはちがった。
伊藤後輩とともに、彼の掲示板に書き込めば、「うわっ、先輩(本当は、別の呼び方があるのであるが)」などとレスポンス。いきなり高校生に戻ったような気分である。
僕といえば、なかなかに思い込みの激しい、変な高校生であった。恥ずかしく思い出すことも多いのである。
洋司