どこそこの喫茶店にいくと、そこにだれそれがいて云々。
松本隆さんが細野晴臣さんとはじめて会ったときの話など、いえば、19とか20くらいのにいさんらが、お茶したということであるが、もう伝説である。そこから日本の重要な文化がはじまったのであるから、ものすごいお茶にはちがいない。
先日、レコード・コレクターズ誌を送っていただき、真保みゆきさんによる、僕の「真珠区」のレビューもうれしく読ませていただいたところである。真保さんといえば、ザ・東南西北時代、非常にお世話になったライターさんの一人で、まわりからは、あの人は厳しいからね、といわれてる中、いつも良く書いていただいたことである。
このレコード・コレクターズに、大滝詠一さんのインタビューがあり、どこそこの、なになにって喫茶店で、誰と誰が会わなかったら、何もはじまらなかっただろう、というようなことが書いてあり、山下達郎さんのインタビューでも、どこそこに喫茶店があり、そこで云々とはじまる。面白かったのである。どこそこ、なになに、だれそれとは、なんのことやらで恐縮である。実際の記事では、正確に書いてあるので、レコード・コレクターズ誌をどうぞ。
で、喫茶店といえば、僕にとっては、尾道のANDYということになる。
誰もの時を止めてしまうような、古い動いてない柱時計が壁のあちこちにあり、ドライフラワーやアンティークの小物などが占める店の中、いつもお湯が沸いているカウンターには温かな灯りが灯っており、マスターがいらっしゃる。こだわりのアンプやスピーカーで、すごい良い音でジャズのレコードがかかっている。僕は今も、17~18のころのわくわくするような気持ちで、店の扉を開けるのである。
洋司
松本隆さんが細野晴臣さんとはじめて会ったときの話など、いえば、19とか20くらいのにいさんらが、お茶したということであるが、もう伝説である。そこから日本の重要な文化がはじまったのであるから、ものすごいお茶にはちがいない。
先日、レコード・コレクターズ誌を送っていただき、真保みゆきさんによる、僕の「真珠区」のレビューもうれしく読ませていただいたところである。真保さんといえば、ザ・東南西北時代、非常にお世話になったライターさんの一人で、まわりからは、あの人は厳しいからね、といわれてる中、いつも良く書いていただいたことである。
このレコード・コレクターズに、大滝詠一さんのインタビューがあり、どこそこの、なになにって喫茶店で、誰と誰が会わなかったら、何もはじまらなかっただろう、というようなことが書いてあり、山下達郎さんのインタビューでも、どこそこに喫茶店があり、そこで云々とはじまる。面白かったのである。どこそこ、なになに、だれそれとは、なんのことやらで恐縮である。実際の記事では、正確に書いてあるので、レコード・コレクターズ誌をどうぞ。
で、喫茶店といえば、僕にとっては、尾道のANDYということになる。
誰もの時を止めてしまうような、古い動いてない柱時計が壁のあちこちにあり、ドライフラワーやアンティークの小物などが占める店の中、いつもお湯が沸いているカウンターには温かな灯りが灯っており、マスターがいらっしゃる。こだわりのアンプやスピーカーで、すごい良い音でジャズのレコードがかかっている。僕は今も、17~18のころのわくわくするような気持ちで、店の扉を開けるのである。
洋司