コメントありがたく読ませていただいていおります。
ある方からは、LEDからウルトラマンまで、いろいろ書いていて云々と、言っていただき、恐縮したことである。
弟までが、出来心に書いてたあれは、こういうことだぞと、メールをくれたりする。
独断と偏見により書かせていただいているとはいえ、どこにも迷惑をおかけすることのないよう、気をつけたいところである。

日常で、どなたともわからぬところからの善意にふれることがある。
前にも書いたが、満員電車で降りたい時、ギターやら荷物やら持って、降ります、などと言うが、どうにもならなそうなときに、「おい、降りるってよ」と、太い声で言ってくださった方。僕には電車男とはこの方。
また、20年前、夜のタクシーの運転手さん。好きなソウルのカセットをかけている。「おにいちゃん、そんなに気に入ったなら、このテープあげるよ」と。今もそのテープは持っている。
新宿駅を歩いていると、うしろから「ため息のマイナーコード」を口笛で。どなたかわからぬが、僕を知っててのことであろう。

他にも沢山あるとして、記憶の中にあるこれらの方々と、またどこかでお会いできるかといえば、ほとんどそれはなかろう。仮にすれ違ってても、わからない。
前の妖怪の話につなげれば、これらの良い出来事も、なんとかかんとかっていう妖怪かもしれないと思えば、面白い。

洋司