9月にまた福山でライブをやらせていただく。
昨年、生活情報紙リビングふくやま創刊20周年記念で、呼んでいただいた時に、来年は久保田洋司がデビュー20年だなどと申したところ、リビングさんで、今年もコンサートを企画してくださったのである。ありがたく思うと同時に、うれしいことである。
さらに紙上に、またエッセイの連載をと。地元のFMの方など、楽しみと言ってくださったとか。そう言っていただけると、また調子に乗るのである。毎回400字程度で、今回は6回。すでに5回分書かせていただいた。
書けばほぼ毎回399文字には自分でも驚くが、このたびは、20年を振り返り、紙上に書かせていただいてもわかりやすい、自分的名場面を書いてみた。太宰で言えば、「富嶽百景」とか「東京八景」とかいうところか。
初めて提供した曲の風景や、詞を仕事にするきっかけの場面など。去年の連載では、福山への憧憬とともに送った青春の場面など、主に上京前を書かせていただいたので、ま、その続きともいえるのである。
レコーディングに打ち込むために、ライブは減らしてなどと考えていたところが、どんどんやらせていただき、レコーディングも支障なく進んでいる。まったくありがたいことである。自分用、12曲中7曲の詞できたところ。

洋司