タヌキコメントありがたく。
昔話によく出てくることを思えば、昔は、もっと馴染み深いものだったのかもしれませんね。

朝、詞の仕上げをし、それから録音作業をする。
しかし、外の工事の音が、今日あたり、特に激しく、静かな録音には向かないので、数箇所のエディットを済ませて、別のことに取り組んだ。
前にも書いたが、工事の音は、いやではない。逆に、窓を開けて、本を読んだりもするほうである。
逆といえば、時計の針が回る音や、CDプレイヤーのCDが回転する音が、気になるほうであったが、これも、今はなんということもない。
自意識過剰気味なところや、神経質気味なところが、確かにあったけれど、さすがに、だいぶなくなってきた。

自意識過剰といえば、太宰のドラマ、トヨエツでやるらしい。それも、僕のずっと望んでいた、明るい太宰を描くらしい。僕が企画して、その明るいところを、ス~の稲~あたりでいつかと、十年ほど考えていたけれど、トヨエツも、いいかもしれない。大きいところはいい。足も似てるようなきがする。ちょっと太宰にしては、顔がきついところであるが。ま、太宰は面白いやつだったと思うので、そこを上手く描いていただけたらと願う。
何しろ、さんざん、あれこれで、あちこちに大迷惑をかけておきながら、まわりから、愛され、大事にされた男である。直接かかわった人は、皆、太宰を愛しげに回想している。明るいといっても、元気いっぱいのお笑いの方々みたいなのではないし、現実には苦しい出来事も多くあったりで、本人はきつかったろうと思う。
ドラマがどんなにヒットしても、それで太宰の暗いイメージがまるで変わるとは思わないけれど、ファンとしては、少しでも、妙な解釈が訂正されたら、と思うところである。

洋司