日本人の日本語力が低下してきていると、ニュースで読んだ。
いつでもいわれていることのような気もすることである。
そのニュースの記事に中学生レベルから、高校3年以上の、10問ほどの簡単なテストが出ていたのでやってみた。
読み方と意味。中学生レベルはできたけれど、高3以上という、「嫡流」で、読み方につまづいた。「ちゃくりゅう」とわかれば、義経などで知ってるのに、こんな字、習った覚えがないぞと、習ってるものだって、ろくに覚えてもおらぬ者が、思っているのはおかしな話である。
総本家の血筋。正統の流派の意にも。対して庶流、庶子の系統。庶流、庶子なども、思わず辞書を引いたところである。
「懐柔」は、読み方も意味も、わからなかった。懐かしくて柔らかなものかぁ、などと、歌などで使う場合はそう考える。
「懐中電灯もいらないほどの~」と高校2~3年の時に書いたけれど、懐を「ふところ」とも、読みにくい。懐にある柔らかなものか。「柔」、懐かしい柔道一直線か。敵の懐に入り、投げ技を決める、というようなことなのか。
答えは、「かいじゅう」そのままの読み方である。手なずける(手懐けると書くようである)。うまいことを言って、自分の陣営に引き込むこと、である。こうなってくると、日本語力低下者が、ここにいるぞ、ということになってしまう。
知らずとも困らぬ言葉かもしれないが、覚えておこうと思うのである。
洋司
いつでもいわれていることのような気もすることである。
そのニュースの記事に中学生レベルから、高校3年以上の、10問ほどの簡単なテストが出ていたのでやってみた。
読み方と意味。中学生レベルはできたけれど、高3以上という、「嫡流」で、読み方につまづいた。「ちゃくりゅう」とわかれば、義経などで知ってるのに、こんな字、習った覚えがないぞと、習ってるものだって、ろくに覚えてもおらぬ者が、思っているのはおかしな話である。
総本家の血筋。正統の流派の意にも。対して庶流、庶子の系統。庶流、庶子なども、思わず辞書を引いたところである。
「懐柔」は、読み方も意味も、わからなかった。懐かしくて柔らかなものかぁ、などと、歌などで使う場合はそう考える。
「懐中電灯もいらないほどの~」と高校2~3年の時に書いたけれど、懐を「ふところ」とも、読みにくい。懐にある柔らかなものか。「柔」、懐かしい柔道一直線か。敵の懐に入り、投げ技を決める、というようなことなのか。
答えは、「かいじゅう」そのままの読み方である。手なずける(手懐けると書くようである)。うまいことを言って、自分の陣営に引き込むこと、である。こうなってくると、日本語力低下者が、ここにいるぞ、ということになってしまう。
知らずとも困らぬ言葉かもしれないが、覚えておこうと思うのである。
洋司