髪は、一番伸ばした時でも、肩にかからないほどである。誰かにたとえようと思った時、假屋崎省吾ではと、ふと思ったところである。いや、あの方は、後ろから見ると、かなり長いのではなかったか。
昔、まだ假屋崎さんが金髪でなかった頃に、小峰さんから、紹介してもらったことがある。今のような長髪でもなかったと思う。小峰さんは、浜省のアクセントで、假省だねと、言った。
名刺には、黒地に銀で假屋崎省吾とあり、レコード会社の人らの、ま、普通な名刺だけの、僕の名刺ホルダーの中で、特に目立っていた。
建物いっぱいの花の飾り付けは、すごいエネルギーにあふれていたと思う。
ご本人の物腰のやわらかさとのギャップが面白かったけど、それでも、しっかりした新しいものへの目を感じたりした。
ずいぶんたって、テレビでお見かけするようになった。お忙しいことと思うけど、花からいろんなエネルギーを得ていらっしゃるのであろう。

洋司