昨日のコメント、鬼といえば、現在のそれである。
ま、むかしから、角が生えてて、牙があって、目がぎょろりで、お面というところからたどれば、バッタというより、鬼と見たほうが自然であろう。祖母の素朴な感じ方というか、テレビなどの影響を受けないで育った感じが、面白いところである。きっと、まわりにいた人らの、笑い方や話し方なのであろう。
実家から借りてきた、「高須知っておきたい今昔マップ」に沼隈の方言が沢山紹介されていて、非常に面白い。
高須とは、尾道市高須町のことで、僕の生まれ育ったところである。
沼隈とは、高須町は、昔は沼隈郡高須村であったのである。文化的には尾道ともまた微妙に違うのだと思う。
尾道市街に行くことをさえ、尾道へ行くという。見れば、方言を聞いたことのある言葉ばかりであるが、自分では使ったことのないものがほとんどである。
「おでぃやっさんめぐり」といって、僕らにはどうしても、うまく発音できないものがあって、小さなお地蔵さんが祭られてるような、社を、ある日、巡るのである。そこでは、「おせってぃやー」といって、お菓子を配っている。わけがわからないながらも、子供のころ、祖母と一緒に、巡ったのを、覚えている。
「今昔マップ」を見れば、それについても写真つきで、詳しく書いてある。
「おでぃやっさん」とはお大師さん、「おせってぃやー」はお接待である。弘法大師の誕生日の旧暦2月21日に、お大師さん巡りは行われる。大正4年9月に竹内豊次郎が村の有志とともに設置した八十八箇所の番所を巡る。なんと、弘法大師が創建した四国八十八箇所を、コンパクトにしたものであったのである。面白いことである。七福神巡りというのはよく聞くけれど、八十八箇所となると、コンパクトとはいえ、根気がいる。
ちょっと長くなった。今日はこのへんで。
これを書く根気がなくなってきたか。
洋司
ま、むかしから、角が生えてて、牙があって、目がぎょろりで、お面というところからたどれば、バッタというより、鬼と見たほうが自然であろう。祖母の素朴な感じ方というか、テレビなどの影響を受けないで育った感じが、面白いところである。きっと、まわりにいた人らの、笑い方や話し方なのであろう。
実家から借りてきた、「高須知っておきたい今昔マップ」に沼隈の方言が沢山紹介されていて、非常に面白い。
高須とは、尾道市高須町のことで、僕の生まれ育ったところである。
沼隈とは、高須町は、昔は沼隈郡高須村であったのである。文化的には尾道ともまた微妙に違うのだと思う。
尾道市街に行くことをさえ、尾道へ行くという。見れば、方言を聞いたことのある言葉ばかりであるが、自分では使ったことのないものがほとんどである。
「おでぃやっさんめぐり」といって、僕らにはどうしても、うまく発音できないものがあって、小さなお地蔵さんが祭られてるような、社を、ある日、巡るのである。そこでは、「おせってぃやー」といって、お菓子を配っている。わけがわからないながらも、子供のころ、祖母と一緒に、巡ったのを、覚えている。
「今昔マップ」を見れば、それについても写真つきで、詳しく書いてある。
「おでぃやっさん」とはお大師さん、「おせってぃやー」はお接待である。弘法大師の誕生日の旧暦2月21日に、お大師さん巡りは行われる。大正4年9月に竹内豊次郎が村の有志とともに設置した八十八箇所の番所を巡る。なんと、弘法大師が創建した四国八十八箇所を、コンパクトにしたものであったのである。面白いことである。七福神巡りというのはよく聞くけれど、八十八箇所となると、コンパクトとはいえ、根気がいる。
ちょっと長くなった。今日はこのへんで。
これを書く根気がなくなってきたか。
洋司