ジュリーのCDを、深夜聞く。昔のレコードのリマスター盤である。
当時、出す曲出す曲、ナンバーワンで、そのジュリーが、それでも、いつも一等賞を目指しているところが、5年生だった僕は、好きであった。
歌というものが、娯楽の多くの割合をしめていた時代だったからか、そのころのヒット曲は、歌詞までよく覚えている。
「勝手にしやがれ」など、小学生でも、2番まで全部歌えて、集団下校のときに、皆で歌いながら、さらに、かえ歌にしながら、帰っていた。
バーボンがなんなのか知らないのに、美味そうに聞こえたものである。

洋司