イスタンブールへと向かう機内

もはや開き直ってのケセラセラなモードになっていた。

なるようにしかならない

まあしゃあない

ってな感じである。

機内サービスのビールをあおり

Mikeとバカ話をして

妙にリラックスしていた俺に

機内アナウンスが

『大阪への飛行機、~~便は何番ゲート』

なぬ?????

どういう事だ?

予定の出発時刻は過ぎているのに

まだ飛行機がいるのか?

イスタンブール空港に着陸するなりすぐさま機内スタッフに

『大阪への便は何番ゲート???』

『~~番ゲートです』

お!こらラッキーだ、乗れるぞ!

マイクに別れを告げゲートへと急いだ

ラッキ~!




しかしゲートに着くと

付近には仮眠をとる様子の人々がどっさり

あれ?どうなってんだ?

日本へ帰る様子の人々の姿はないし

ゲートにはスタッフもいない.....

あれれ?

待ち合いにいる人々に

『大阪への飛行機はどうなったの?』と尋ねても

誰一人英語が通じる人がいない

なんじゃこりゃ

慌てて航空会社のカウンターへ

『~~便はどうなったの?』

すると応えは

既に出発しました








どないやねん!!!!!!!

ぬか喜びもいいとこだ

結局はやはり乗れず......

なんだったのだあのゲート案内は.....





仕方なくトランジットカウンターへ

すると翌日のボーディングパスを発券するとともに

ホテルの手配をしてくれた。

スタッフの案内のもと、イスタンブール空港近くのマリオットへ

予定よりも帰国が一日延びたものの

なんだか妙な安堵感

疲れていたのか

ホテルに着くなりすぐに眠り込んだ。



航空会社の計らいで

チェックアウトが深夜便である事を考慮しての夜9時

素晴らしいケアをしていただきました。





のんびりと食事をとり

リラックスして帰路へと向かった。


自分にお疲れ!

これにてカザンティップ紀行

終了でございます。