今月12日より、河瀬直美監督映画『朱花の月』が公開に伴い、進富座さんにてトークライブがありました。
父上と旦那さんが大好きで…私はあまり知らなかったんですが…行って来ました☆
ひと目見た率直な感想は…
【えっ監督さん?女優さんじゃないの?】
お顔は存じ上げおりましたが、凄くお綺麗な方で本当に驚きました。

そして、水野さんとのトークライブ…
時間の都合上、まだ監督の作品は観れてないのですが…
お話を聞いているだけで涙が出てきました。
繰り広げられた1時間のお話の中で興味深かったものが2つありました。
ひとつは、土葬と火葬について。
現在火葬が一般的で、むしろ火葬しなければいけない社会であるにも関わらず、実際はどちらかを選べる事や土葬を行われている集落が存在する事。
ひとくちに土葬と云っても、ただ土に埋めるのではなく、集落の中で身近な人たち、あるいは世話になった人たちの何人かが3日間仕事を休み供養するという風習。
そして、その方々の言葉に、【ばぁちゃんには世話になったから、こうやって穴掘って供養できて良かった】と思える環境や想い。
私は小さい頃から【何故燃やしてしまうんだろう?そのままの形で眠って欲しいのに。】と思う事から発展し、未だにお骨を拝見する際、【怖い、誰かわからないから怖い】と怯えてしまいます。
実際、自分の母方の祖父のお骨を拾えなかった事を今でも後悔しています。
だから、このお話をお聞きした時は【良かった。同じように感じてる人がいて、更にはそういう風習を大切に生きてる人たちがいるんだ】と感動しました。

ふたつめは、【待つ】と云う事について。
現代社会の中で【待つ】と云う行為は非常に難しいという事。
この場合の【待つ】は長蛇の列を作り乗り物やレストランの順番を【待つ】のではなく、季節に応じた事柄、つまりは花や野菜や果物など。
あるいは雪なども云えるかもしれません。
色々な発展を遂げるにつれ、季節を感じれなくなった事がそのひとつである事。
【待つ】必要の無い現代社会で【待つ】大事さをとても考えさせられました。

このふたつの事柄は、常日頃、私が考えていた事であり感じていた事でした。
河瀬直美監督はそれらを伝えるべく、【映画】と云う方法で発信してらっしゃるのだと思い、感動致しました。

今回、参加出来た事を本当に嬉しく思います。
進富座の水野さん、存続して頂けるよう願っております☆