き盛りの夫が病気になって困る事は、収入。



病休中は、本俸と、扶養手当も出ていた。


休職になると、本俸の7割程度だったが、申請すると、組合から傷病手当が少し出た。

ただ、毎月、医師の診断書を添えて申請書を出さないともらえない。



昔買ったブランドのバッグがあった。どうしても残しておきたいバッグを残して、リサイクルショップに持ち込んだ。

洋服も持って行った。

CDはPCに取り込んで、全て売った。

本も売った。

引き取りにきてくれるお店があって、便利だった。

全部で7~8万円になった。


家は片付き、家計の足しになり、いろいろ吹っ切れるものもあって、すっきりした。



夫がウツになり、ずっと連絡をとっていなかった実家に、お彼岸の時にお線香をあげに行った。

お見舞い、といって、5万円くれた。

以前だと、受け取っておいて後で全額分何かで返していたが、

今回は「助かる~」とありがたく頂戴し、鍋釜に消えていった。




いつも買っていた物を買わない(買えない)事が、きつかった。

台所に、割引シールが貼られた物しかない事が、嫌だった。

それも、2か月くらいすると、慣れる。


服も、ある物を着ていればいい。目が欲しくて、買う事は無くなった。

好きな漫画は発売日に欲しかった。でも、止めた。

百貨店の物産展が好きだった。でも、行かなくなった。

百貨店に行く用事があると、たまにしか行かないからと、デパ地下でお惣菜やお菓子を買うのが楽しみだった。でも、買わなくなった。

自分のお小遣いを決めて、友達とランチをしたり、一人ランチや、スタバの新しいフレーバーや、コンビニの新しいスイーツを楽しんでいた。でも、お小遣いを減らして、ランチもスタバもコンビニも止めた。行かなくなっても、何も困らなかった。




でも、


ずっと読んでいたのに、いつまでたっても新刊を買ってこないと気づき、買ってきてくれた。


朝食で食べるパンが、パン屋で買ってきていたパンだったのに、スーパーの値引き食パンしかない。



自分だけなら、平気だが、

子供に、そう感じさせているだろうか、と思うと、胸が苦しくなった。


子供に対しても見栄を張っているのだろうか。

親の意地なのだろうか。

意識はしていないけれど、奥底~にはあるのかも。


でも、分相応に暮らすしかないじゃん。背伸びしたって仕方ないじゃん。出来る事しか出来ないんだもん


2015.7


夫が単身する時、ドクターに言われたそうだ。

「楽しい思い出をたくさん作ってくださいね」


メンタルが落ち始めてから先の記憶は、あまりないらしい。

嫌な事は早く忘れた方がいいが、ドクター曰く楽しい事も忘れてしまうとか…?

(夫からの又聞きなので、違うかもしれない。)


体力や資金を考慮に入れて、連れだって、近場に出かけた。




★食費


もともと安い外食の好きな夫、安くてもチリも積もれば…

でも、これも、「楽しみ」という治療代と思うようにしていた。



★交際費


お世話になった夫の親戚の法事があった。

行かれないので、叔父にお金を託す。



★医療費


私の歯医者通いが始める。実に10年ぶり。