「スポーツファッション・カタログ」(1980年 角川文庫)
この本は、旅先のある書店で見つけました。おじいさんが店番をしている、昔ながらの個人経営の書店。そういうところは、ずっと返品されずに残っている古い本が「新刊」としておいてあることがあり、密かにチェックしているのですが、この本はそういうところで見つけました。
今ではジャージなどのスポーティな服を普段着としておしゃれとして着るなんて、当たり前かもしれませんが、こうした本がかつてわざわざ出ていた、ということは、なかなか興味深いです。80年代のファッション史として貴重な資料となりそうな本ですが、ジャージ・フェチにとっても、この本は貴重なものです。
それというのも、普段着カタログとして、ジャージの写真がたくさんのっているのです。80年代のジャージというのは、今から見るとちょうどいいダサさとカッコよさがあって、スクール・ジャージと相通じるものがあるのです。しかし、二本ラインのジャージ以上に、一般用のジャージは、実物は勿論、写真すらも目にすることが難しいのです。それが30着近くの写真が掲載されていて、この本はすぐに買いました。
見ていて興味深い点はいろいろありますが、その一つは、足かけがあるものとないものがあること。足かけがないと嫌だ、という人もいる必要アイテムですが、この時期から足かけではなく、ファスナータイプのものが出てきたということにもなりますね。