若い頃、僕は、どこで働いても長続きせず、チャラチャラした格好をしたダメ男でした。22歳の頃、このままじゃダメだと思い、一念発起して、公務員になって、真面目に働こうと決意しました。試験まで半年ぐらいしかなかったけど、中学レベルからやり直し、毎日毎日何時間も勉強しました。その甲斐もあって、警察官の一次試験に合格しました。後は面接だけだったんです。その頃でした、前の彼女に別れるか?エホバの証人になるか?の無茶苦茶な二者択一を迫られたのは。悩んだ結果、エホバの証人をなる道を選びました。彼女と将来結婚するつもりでいたから、ここはなんとしても、警察官の最終試験に合格しなければと思っていました。無事最終試験も終わり、集会や大会にも参加するようになりました。後は結果待ちでした。新しい顔があると大歓迎するのが、エホバの証人です。当然、仕事は何してるの?とか質問されました。それで、警察官の試験の合否待ちだと答えると、どの兄弟、姉妹もエホバのご意志なら、警察官は拳銃を扱ったり、武道を学ぶ職業だから、満面の笑みで落ちると思うよと言われました。こっちは、真剣に取り組んでいるというのに、なんて無神経な人たちだと思いました。今、振り返ると、本当に失礼だと思います。まぁ結果落ちましたけど。そのくらいから研究を始めたのですが、仕事探しに苦労しました。自分の生活と将来結婚するつもりでいたから、彼女も養うつもりでいたから、正社員の仕事を探しました。そこでネックになるのが、エホバの証人だと就けない職業があるということと、当時週3回の集会に出席するために面接で自分がエホバの証人だと話さなければいけなかったことです。とりあえずたくさん面接受けましたが、エホバの証人と言うだけで落とされたりしまいました。この不景気の時代に集会あるから、残業出来ない日があるとか、こっちから条件付ければ、受かるものも受からないですよね。1年ぐらいは仕事を探すのが、仕事みたいになりました。そこで、会衆の姉妹から、生命保険の営業の幹部候補生の仕事を紹介されました。上司は理解ある方でしたが、女はともかく、男が仕事より宗教を優先させることはあまりいい顔は出来ないと言われました。でも僕は焦っていたので、その職業に就きました。そこで仕事と宗教の両立が難しくなり、毎日自分を責める日々が続きました。当然の結果、精神が崩壊し、病気になりました。退職し、彼女にフラれ、今に至ります。