先日、アメリカの俳優のロビンウィリアムズさんが自殺で亡くなったそうだ。コメディからシリアスな役まで、幅広い役をこなす名優だ。僕にも、18歳の頃、自殺した友人がいた。僕自身も自殺未遂で昏睡状態になった経験がある。また、飛び降り自殺を目撃した事もある。自殺は、本当に悲しい。でも本人は、もう生きている状態が苦しく、それも、健康な人が考えるよりも、想像を絶する程の苦しみで、死が唯一の解決策に思えるのだ。よく、人は、分かったような気をして、無責任だとか周りの人のことを考えてないとか言うが、そんなことも考えが及ばない程の苦しみだ。ドン底なんてもんじゃない。絶望しかない。それがどれ程の苦しみか、経験者でなければ分からない。簡単にアドバイス出来る事柄ではないのだ。僕は、自分が同じ経験をしたことによって、少なくとも、自殺した友人のことが少しだけ理解出来た。当然のことながら、遺族や友人はショックだろう。でも死を選んだ人を決して責めることは誰にも出来ない。日本では、年間3万人の人が自ら命を絶っている。これは、本当に悲しい現実だ。もし、今、自殺を考えている人がいれば、微力ながら力になりたいと思う。僕は、幸いにも意識を取り戻して、生きている。現在は、2つの病気を持っている障害者だけど、死を乗り越えたからなのか、命というものが、どれ程大切なものかということが、分かった。でも、生きることに感謝出来るようになったのは、家族やお医者さんの支えや治療のおかげだ。人生には何が起こるか分からない。想像もつかない事がたくさん起きる。それでも、生きていて良かったと思える時がたくさんある。すでに、自殺で亡くなった人々には、冥福を祈る事しか出来ない。でも、これから死を考えている人には、とにかく誰か、その人の話を聞いてあげてほしい。耳を傾けるだけでいいのだ。意見は一切言わずにただ、聞いてあげてほしい。全てを聞き終わった後に、専門の病院に連れて行ってあげてほしい。自殺者が少しでも、減る世の中になりますように。そして助けを必要としている人には、適切な助けがありますように。