まだ研究生だった頃、シングルマザーで二人の息子を育てている姉妹に、交わりに招待された。ベテルから兄弟たちが旅行に来ているから、勉強になるからということで、招待されたのだが、その時は、すごい人たちなんだと思い込んでいたが、今考えると、いい歳をした大の男が寄付によって組織に養われているというなんとも情けない男なんだが、二人来ていた。一人はとても控え目で好感が持てるのだが、もう一人の男がよく喋る男で、自信に満ち溢れているのである。旅費は誰が出してるのか?そもそも健康な若い男なら、自立して働けよと思う。社会では、こういう男は全く評価されないが、エホバの証人の組織では、高い評価を受けるのである。そして、末端の信者(一生懸命働いて自立して、なおかつ寄付もして、奉仕もして、集会に参加して)や研究生のことを見下しているのである。全員がそうではないが、その前述の男には、そういう雰囲気があった。寄付で養われているのだから、普通は、もっと謙遜しないか。現実問題として、組織は、特権を捉えましょうと強く勧めるが、僕は一世だったし、彼女もいたし(前にも書いたが、組織に入るきっかけというか、無理難題な二者択一を迫ってきた人)、仕事をしなければ生活が出来ない。さらに、週三回の集会と奉仕に参加する時間も持てる正社員の仕事を探すとなると、結論を言うと、皆無に等しい。ましてこの不景気である。一般の人でも就職が難しい時代である。こっちから、条件をつけるやつが受かるわけはないのである。もう仕事を探すのが、仕事みたいな状態だった。あれは辛かったなぁ。まぁ、自分で選んだ道だったから、自己責任になるのだろうが。いい人生勉強になったけど。