2014年も最終日となりました。

今年の反省も込めて、1年を振り返ってみようと思います。

1.仕事
 今年は1年かけて1つの小さいプロジェクトを一人でやり続け、12月になんとか形になりました。
 まぁ、大分計画の変更で思った通りにいかない面も多かったですが、ある程度の成功を収めたと思います。
 反省点としては、後半特にイライラと感情的な対応をしてしまう場面が何度かあり、大人げなかった点でしょう。
 感情的になって仕事にプラスに働く可能性はほとんどないと知識、経験で理解していても抑えきれないのはなんとかしないと。

2.環境
 生活環境としては、8月後半から職場が八王子に変わったことが一番でしょう。
 新宿から八王子。
 通勤電車の方向が逆になりました。
 金曜日の帰りにBarやベリーダンスショーに顔を出すのに大きな労力が必要になりました。
 大分ストレスが溜まります。
 まぁ、反省というか、この愚痴が多いのは問題と思ってます。 

3.趣味
 今年はとにかく「はちみつシアター」の年でした。
 なんといっても、「ロミミ」。
 もともとはちみつシアターのファンとして10年観てきましたが、「ロミミ」本当に良い作品になったと思います。
 主役だった若尾桂子さんをはじめ、客演の皆さんの力も大きかったと思いますが、はちみつシアターの魅力、メッセージが詰まった作品でした。
 また、客演の方々の舞台や、若尾桂子さんが所属する4CCrewのライブなどを観ることに更に楽しい世界を感じることができました・
 反省点は広げすぎて手が回らないことでしょう。

 酒の話では、呑めないであろうと思っていたイチローズモルトのジョーカーがカラーですが不思議な縁で呑めたことかな。

 人の縁といえば、Bar kirin という不思議な空間のお陰で役者さんにつながったりもしました。

4.まとめ
 総じて、充実した1年でした。
 本当に今年も人の縁に助けられ、癒されました。

 私に関わって下さった皆様、本当にありがとうございました。

 口の悪いおっさんですが、これからもお付き合い頂ければ幸いです。
集団的自衛権と戦争と安倍内閣の決断

結論から言うと、安倍内閣が「集団的自衛権を行使容認」を決めたのは「戦争を防ぐ」意味で絶妙なタイミングだったと考える。

現在、「集団的自衛権を行使容認」により様々な話がSNS上を飛び交っている。
その大多数は、「集団的自衛権を行使容認」反対のようだ。
そこに綴られる文面には、「戦争に向かっている」との文字が散見される。

私は戦争したいと思っている訳でもないし、安倍政権を擁護した訳でもない。
ただ、今回の「集団的自衛権を行使容認」は「戦争を防ぐ」意味で重要な決断であり、英断だったと考えたので記録として残しておく。

1.さて、「戦争する」とはどういう事か。

 goo辞書では、
 「軍隊と軍隊とが兵器を用いて争うこと。特に、国家が他国に対し、自己の目的を達するために武力を行使する闘争状態。国際法上は、宣戦布告により発生し、当事国間に戦時国際法が適用される」
 と書いてある。

 では、「自己の目的」とは何か。
 殺し合いをしてでも通したい「自己の目的」とは?

 第2次世界大戦後の戦争・紛争とをざっと見ると、朧気ながらその目的が幾つか分類できる。
 (戦争の原因は確立した理論は無いので、あくまで私見である)

  (1)政治思想の対立
   これは所謂、米ソの冷戦つまり資本主義と共産主義の対立
 
  (2)民族・宗教対立
   独立戦争呼ばれるものや、中東戦争のイスラエル(ユダヤ教)とアラブ(イスラム教)の対立など。

  (3)領土・資源争奪
   領土を拡げて自国に必要な石油などの資源を入手する為の侵略。
   近年は特に資源が絡む戦争が多い気がする。
   最近では、ロシアとウクライナの対立でも天然ガスの供給問題が引き金になったと言われている。
 
 まぁ、感情論から戦争になる可能性も無い訳では無いが、独裁者による支配的な国以外では、戦争まで発展する可能性は低いと考える。
 (北朝鮮については独裁者政権の為、戦争に発展する可能性は否定出来ない)

 では、日本が「戦争」を起こす可能性について考えて見よう。

  (1)政治思想の対立
   冷戦も終わり、基本的な対立軸が存在しない上、日本が資本主義を他国に押し付ける理由も無い。
   この形での戦争を起こす可能性は無いと考える。
 
  (2)民族・宗教対立
   日本は日本固有の民族であり、国家宗教のようなものも持たず、対立軸は存在しない。
   (少数民族を含み、国内以外に同一民族の国家などが存在しないという意味)
   この形での戦争を起こす可能性も無いと考える。
 
  (3)領土・資源争奪
   日本はほとんど資源を持たない国であり、この点では侵略戦争を起こす可能性は存在する。
   但し、戦後、アメリアとの関係やその後の日本は良好な外交により、産油国から安定した供給が得られる状態であるため戦争を起こす可能性は低い。
   もちろん、何らかの問題で化石燃料の供給がストップした場合、危険性が上がる可能性はある。
   が、日本単独で物理的に離れた国と戦争を起こすことは不可能であるため、対象は中国に限られる。
   そして中国という大国(日中戦争の頃とは規模が違う)を相手に戦争を行えるほどの戦力を日本は持っていない。

 このように日本が戦争を起こす可能性は、もともと低いと言える。


2.次に「集団的自衛権を行使容認」により、日本が「戦争」を行う可能性について考える。

 「集団的自衛権を行使容認」に関して戦争に向かっているという記事をいくつか読んでみたが、具体的な例は1件だけだった。

  「今、問題を抱えているベトナムが中国と戦争状態になった場合、ベトナムの要請で集団的自衛権の行使が行われ。中国と戦争になる」

 この状態が発生する可能性はあると思う。
 が、ベトナムと中国が戦争状態になれば、国連やアメリカの対応も行われるので、日本だけがターゲットとなって戦争になる可能性は低い。

 また、自衛隊がPKOなどで戦闘を行えば、報復で戦争になるとの話もあったが、これは荒唐無稽の妄想である。

 過去事例を見ても、多国籍軍などに参加したから戦争になったというケースはない。
 実際、戦争当事国が物理的に離れた国を相手に戦争を行う方法が無いのだから。
 実際、アメリカ本土が攻撃された事はない。(テロは除く)
 
 実際、漠然と戦争に向かっている気がするだけで、「集団的自衛権の行使容認」が行われたでけでは、戦争になる可能性は低いと言える。

3.では何故、今「集団的自衛権を行使容認」なのか

 これは、安部首相の会見の全文を見るとわかる気がする。
  http://blogos.com/article/86469/
  -抜粋-
  「戦争連日ニュースで報じられているように、南シナ海では、この瞬間も、力を背景とした一方的な行為によって国家間の対立が続いています。これは他人事ではありません。東シナ海でも日本の領海への侵入が相次ぎ、海上保安庁や自衛隊の諸君が高い緊張感を持って、24時間態勢で警備を続けています。」

 つまり、中国の侵略を牽制する為に必要だったという事だ。
 
 中国はフィリピン、ベトナム、マレーシアと南シナ海で揉めている。
 日本とは尖閣諸島で揉めている。
 
 どちらも海底資源を中国が狙っての侵略行為。
 
 現在、中国は武力衝突を避け、国際問題とならないように微妙な攻撃を繰り返している。
 
 この中国を牽制するために「集団的自衛権を行使容認」を決めたのだ。
 
 では、戦争する気も無い日本が「集団的自衛権を行使容認」とすると何故牽制になるのか。
 
 これは、アメリカが介入する可能性を示すハッタリだ。
 
 今までは、集団的自衛権を認めないことで、アメリカが日本を一方的に守る構図だった。
 この状態では中国が何か日本に仕掛けた場合、アメリカがあまり積極的に対応しないと予想できた。
 
 しかし、「集団的自衛権を行使容認」で日本もアメリカと一緒に戦うという姿勢を示すことで、この予想が正しいとは言えない状態が発生した。
 中国にすれば、もしこれでアメリカが積極的に介入してきたら厄介だと思うと、日本への対応方針を変更しなければならない。
 
 実際、中国はこの問題を無視出来ずにいる。
 
 内容は曖昧で戦争をする気も無い内容だが、中国に疑念を抱かせれば効果は十分と言うこと。
 
 更に、関連法の整備を見ると現在中国が行っている微妙な侵略行為に対する対応が含まれていることからも、今回の「集団的自衛権を行使容認」は中国向けのハッタリであり、効果はあると考える。 
 

4.それでも「あの戦争前に似ている」と言う人に
 あの戦争に向かっていく状態をリアルに知っている人は少ないだろう。
 その人に聞いた、或いは学者が言っている。
 そんな根拠の曖昧な記事がネットを飛び交っている。
 
 事実似ている状態なのかも知れない。
 
 でも、70年前と現在では大きく違う事がある。
 
 情報の伝達速度である。
 
 ネットの普及により、日本だけでなく世界の情報を瞬時に入手できる。
 
 戦前、戦中に日本のトップが行ったような情報統制が現在可能だと思う人はどれだけいるのだろうか?
 個人の意見だってすぐに発信できる。
 
 情報統制など不可能なのだ。
 
 そんな状態でもあの戦争が出来ただろうか?
 それは無理だ。
 
5.その他
 今回のSNSの記事で、「徴兵制の復活を公言する11人」というのをシェアしている人がいた。
  http://matome.naver.jp/odai/2133061857505698401

 この記事には安倍首相も載っているが、徴兵制について発言していない。
 
 こういう騙し記事のようなものが出まわるのが残念だ。

以上
 
2013年ももうすぐ終了ですね。

私と繋がりを持ってくれた皆様、大変お世話になりました。

今年は、新しい縁も含め、人と繋がることで楽しい1年となりました。

演劇、ベリーダンス、ライブ、写真展。
いろんな事で繋がりが生まれ、或いは深まりました。
まぁ、私ですから、そこには必ず「酒」がありましたが(⌒-⌒)

今。思い返してみると色々ありました。

BABELのみんなで集まって、宴会や旅行を楽しむことができました。
まぁ、16年目にして花見を寒さで断念しましたが(^^;)

Canned Crab Bar(代々木上原)では職場の宴会も多数行わせていただき、おかげで随分色々な交流ができました。

Fatima(四谷三丁目)では、ベリーダンスショーだけでなく、ダラブッカのレッスンでもお世話になりました。

ベリーダンサー shinraさんのダンスに沢山癒されました・

カメラマン ニシナカリエさんとお知り合いになれて、素敵な写真展だけでなく、TarO&JirOという好みのミュージシャンを知る事もできました。
更に、ベリーダンスを撮影していただき、本当に素敵な瞬間を切り取っていただきました。

応援している、はちみつシアターや若尾桂子さん、沢山の役者さんの舞台を楽しませてもらいました。
やっぱり、芝居やダンスなどをみると元気になりました。


そして、自分が色々な人と繋がることで、自分に足りないエネルギーを頂いていることに気がつきました。

これからも皆さん宜しくお願いしますm(_ _)m

『踊り子舞う酒場』企画
第1回 よし、踊り子さんを観に行こう!

 皆さんはゲームや漫画で、「酒場で踊り子が舞い、客がジョッキを片手に盛り上がっている」そんなシーンを見たことがあるでしょう。

 想像してみましょう。

 美しく、ちょっと色っぽい踊り子さんが、生演奏に合わせ優雅に舞っている酒場。

 旨い酒を呑み、美味しい料理を食い、楽しい会話で笑い。
 そして、美しい舞いに魅了される。
 そんな夢のようなひととき。

 これが現実にあったら、どんなに楽しいでしょう。

 これを実現したい!

 それが、『踊り子舞う酒場』企画です! 

 しかし、そんな夢実現できるのでしょうか?

 そんな踊り子さんっているの?
 そう、職業「踊り子」ってRPGかよって思いますよね。

 でも、私は現実社会で「踊り子」に出会ってしまったんです!

 そう、夢ではなく『踊り子舞う酒場』は実現できるんです!

 おっと、少々前置きで熱くなってしまいました。

 
 という訳で私の野望をご理解いただいたところで、まずは踊り子さんを知って頂く為の企画をご用意いたしました。

 『 第1回 よし、踊り子さんを観に行こう!』のご案内です。

日時:2013/07/13(土)
   17:00~19:00
    ウォーミングアップ呑み会

   19:30~22:00
    踊り子さんのショー
場所:
 ウォーミングアップ呑み会
 →四谷3丁目付近 未定

 踊り子さんショー
 →Fatima

今回は、こちらのショーを観に行きます(⌒‐⌒)



①どうしてお客様は怒ってしまうのか?

~しすてむ屋が教える、本物のトラブル対応~

私は、プログラマ・SEとしてコンピュータシステムに関わって25年、四半世紀もの時間がたちました。

その間、特に大変でしたが勉強になった4年間がありました。

それは、コンピュータシステム開発チームのトラブル対応でした。

自分が開発した訳でもない、直接的な責任も無いが、客様にトラブル報告をし、頭を下げる毎日(T^T)

会社に行こうと家を出ると吐き気が止まらず、帰りは深夜。
休みにも呼び出され、徹夜も日常茶飯事でした。

そんな辛い毎日でも、最も辛いのはトラブル発生時。

激怒したお客様の側で針のムシロって奴。

このままではヤバイ!

そう思って試行錯誤、四苦八苦。

たどり着いた結論は、

「トラブルを直す事がトラブル対応では無い」

ということ。(-_-)b

問題が発生したら、その問題を解決するのは、「直す」に決まっている!
いかに早く問題を修正するか、それが問題なんだ!

技術者ならきっとそう言うでしょう。
当たり前ですね。

でも、問題がすぐ解り、直す事が出来るなら、お客様は激怒したりしないんです。

トラブルが発生した時、一番重要なのは何か。

「お客様が困っている事は何か」

これに尽きます。

そんなの当たり前だろう?
だから早く「直す」んだ!

そう思いますか?

私もそう思ってました。
担当者に掛け合い、とにかく早く直せ!と怒鳴りつけたことも多々あります。

でも、この考え方は造る側の理論でした。

ある時、お客様の担当者の方に呼ばれ、戦々恐々としながら会議室に行った時でした。

また怒られると思っていると、お客様の口から出た言葉は、

「俺は困ってるんだ(泣)」

でした。

システムは思ったように動かず、時間だけが過ぎていく状況。

お客様も追い詰められていました。

そして、

「すべての問題を直せとは言わない、何とか業務が止まらないようにしてくれ」

と言われたんです。

「直す」事だけが問題解決と考えていた私にとって、それは目から鱗でした。

お客様は「業務が止まっている」事に困っていたんです。

客観的に見れば当たり前ですが、当事者としては「直す」しか無い!って思ってた私は驚きました。

そう、お客様はにとって、「直す」は手段の一つ。
重要なのは、この困っている状況をなんとかしろ!ってこと。

この「困っている」事が、私たちに伝わらないから怒ってしまっていたんです。

これに気が付いた時から、私はトラブル対応への考え方が変わりました。

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次回 ②「困っている事を明らかにしろ!」 の投稿