本日の二軒目はここ。
(前ブログの続きから)
久慈でカラオケやって、三鉄(さんりくてつどう)に乗り込んだ我ら吟遊酒人ご一行。
この気動車(ディーゼルカー)に乗って南下します。
斬新な色使いで、青空に白が映えてます。
宮古行きです。
車内はボックスシートに、テーブルが付けられています。
宮古駅で乗り換えてで。本日の寝床である釜石へと…。
代り映えしない車両ですが乗り換えです。
釜石に着いたら、辺りは真っ暗やねん(^-^;
まずは、寝床に軽くチェックインして、飲みに出掛けます。
本日のメインイベント会場はここ「誰そ彼」と書いて「たそがれ」と読みます。
どうでしょうかねぇ、かれこれ5回くらいは来ていると思います。
◆店舗データ◆
店 舗 名:誰そ彼(たそがれ)
所 在 地:釜石市大町1-9-1 キクタンジェム101
電話番号:0193(24)3553
営業形態:独立
席 数:26席
駐 車 場:有(6台)
開 店 日:2011年7月
◆注文商品◆
注文商品:おまかせ5,000円コース(5,000円)
総支払額:14,700円(税込)
〇 翻車魚(まんぼう)の腸の煮付け
〇 しらすを使った野菜炒め
〇 螺貝の煮付け
〇 刺身盛合わせ。
〇 アブラボウズの煮付け
〇 鮭のカマの塩焼き
〇 潮汁(かわはぎ)
◆評 価◆(★×5段階評価 標準は★★)
※個人的な嗜好など、独断と偏見に基づいて評価してますm(__)m
食 材 ★★★
お薦め度 ★★★
おやっさんと女将さんで回していた店でしたが、おやっさんが亡くなられ、女将さんとお手伝いさんでやられているうです。
おやっさんのとっつきにくく、あの話しかけづらいキャラがこの店のウリだったけど、そんな雰囲気はかけらもなく、ほのぼのとした雰囲気に変わってました。
料理的には、値上げもせずに、ほぼ同じようなコースで出されていましたが、刺身など、個別にみると、あの眼光鋭いおやっさんの目ききからは外れそうなものが多数ありました。
事前に予約しておいたので、こんなところから…。
もちろん、日本酒で乾杯でしょ?
「釜石よいさ」なる日本酒をいただく。
こりゃあ、大量だわい!
(・_・D フムフム、イクラ、鮑、赤海老ね、
こちら側からは見えないけど、鰤、水蛸、サーモン、本鮪(赤身、中トロ)、鰹、秋刀魚、鮃、ソイと全12種の盛りとなってます。
「仙人郷 本醸造」です。
これだけ魚があると、進む進むススム君(^^♪
三陸産の鰹(かつお)です。
磯野カツオ君みたいにドン臭いことはなく、キリっとした食感!
秋刀魚(さんま)の刺身です。
ひと昔前までは、大衆居酒屋でも、ごくごく普通に置いてあったのにね。
今年の初物ですっていうか、今回が最後かな?
鰤(ぶり)です。
鰤トロ部分ですねぇ。
ちょいと熟成が進んじゃってますね。
鮃(ひらめ)は、熟成が進んでいた方が美味しいんですよ~。
本鮪です。
アハハ、これも熟成が進み過ぎて、色が変わって来てる…。
あんまり見栄えのいいもんじゃないよね。
むかしのおやっさんだったら、これは出さないだろうな。
そいです。
鮃ほどの旨味は感じられません。
サーモンと呼んでいいのか、銀鮭と呼んでいいのか…。
銀鮭と言っても、あの普通の鮭、これは正式名称:白鮭(しろざけ)と呼びますが、これとは異なり、正真正銘の銀鮭かも。
鮭鱒の中で一番美味しいのが銀鮭と言われてます。
毎度お馴染み「水蛸(みずたこ)」です。
これはこれで美味しいんだけどね。
いくら、赤海老、鮑です
日本中、色んな所で「赤海老」が出てくるけど、まさか、あのアルゼンチン赤海老じゃないよねぇ。
出るわけないか(^^♪
もちろん自家製のイクラしょうゆ漬けでしょう。
鮑は、思いっきりコリってました。
時折、女将さんと会話を交わす。
いままで何回か尋ねた時は、おやっさんがピンピンしてて、女将さんは、きっと大病(癌)を患ってたんじゃないかな。
カツラの時もあったし、凄く影が薄い時もあったのに、逆におやっさんが先に逝っちゃった…合掌。
人生、この先どう転ぶか全く判んないけど、悔いがないように生きていきたい。
いまは「人に迷惑をかけないで、我がままに生きたい」。
そんなことを考えてます(次ブログへ続く。)
【食器棚 吟遊酒人の奥東北に魚を求めて300里!】