今回、お義母さんのお通夜や告別式に参列しているときに、

思い出したのは、

親友柳田のり子さんの「伯母(小)のこと」という名エッセイ。


本当に大好きなエッセイで、初めて読んだ時も号泣してしまったけれど、

今回もやっぱり涙が出ました。


「家族を見送ること」をまっすぐに見つめた名エッセイです。

(以下、リンク。のりちゃん勝手にごめんなさい)

お母さんとのやりとりとか、ユーモアもあって素晴らしい。


http://yanabunn.seesaa.net/category/10903782-1.html


この一週間ぐらい、私の支えになってくれた文章です。

1月13日の深夜、義理のお母さんが亡くなりました。


5年前に癌を患い、1年ほど前から入退院を繰り返していました。

2013年に入って容態が悪くなり、意識不明の状態が続き、

1月7日にはとうとう昏睡状態になってしまいました。


それから一週間、苦しそうな呼吸をしている日も多くなり、

顔を見ているのもつらい日が続きましたが、

夜に呼び出しがあり、慌てて駆けつけるとお母さんは

子供たちと孫たち全員の到着を待っていてくれました。

穏やかな最期でした。


病院で最期を看取った後、告別式の本当に最後のお見送りまで、

バタバタと慌てていて、今は少し気が抜けた状態。


夫が最後にお母さんに「ありがとう」と言った後、

「またね」と小さく手を振っていた姿が印象に残りました。


今まで本当にお疲れ様でした。

どこかで、また。

久しぶりに夢を見ました。


1.

知らない町に住んでいる。大きなバス通りの両側にお店が立ち並んでいて、

私はその片側を歩いている。


道の延長線上に大きな跳ね橋がある。

けれども、どこに続いているのかはまだ知らない。

何台もの車が跳ね橋の向こうに消えていく。


一軒の店に入る。夢の中では行きつけのアンティーク屋だ。

いつも素敵な物が並んでいるショーケースの中に、

食べかけのカピカピの弁当がいくつも、ラップをかけられて大事そうに

並んでいる。顔を近づけると、どの弁当も一年単位で賞味期限が過ぎている。

「なんかおかしい」

と思い、顔なじみのお店の女性のほうを伺うと、顔を見せてニッと笑うのだが、

その笑顔に違和感を感じる。


「ああ、このお店はもうだめだ」

と思い、寂しい気持ちで店を出る。


2.

私は大泥棒の一味である。


目下、私たちのターゲットは、小さなカプセルに入った代物で、

その中に「人類の存在そのものを揺るがすような大きな秘密」が入っているらしい。

(詳細いいかげん)

私たちは、カプセルの在り処を探している。


バスに乗ってカプセルを調査中に、芝生の生えた土手を

私の叔母(年齢66歳・身長168cm)が這い上っていくのが見える。

「なんでおばちゃんがあんなところに」

と思いながらバスで通り過ぎる。


ところで、私たちには最大のライバルがいる。

その泥棒とは、女性の単独犯で、梅の花の柄のついた

自転車に乗っているとの噂。

今回も寸での差で件の女泥棒にカプセルを盗まれた、とボスが苦々しく言う。


私たちは何となく、その女泥棒を「キャッツアイ」と呼んでいる。


今回、メンバーの一員が持ち前の機転で、キャッツアイの写真を入手したと言う。

「ほんとに一瞬写っただけで、顔はわからないんですけど」

謙遜するメンバーをボスが褒める。

写真を見て驚愕する。

確かにずいぶん遠くから撮った写真だったが、私の叔母だと一目でわかる。


「キャッツアイの正体は・・・」

と私の心中は穏やかではない。