久しぶりに夢を見ました。
1.
知らない町に住んでいる。大きなバス通りの両側にお店が立ち並んでいて、
私はその片側を歩いている。
道の延長線上に大きな跳ね橋がある。
けれども、どこに続いているのかはまだ知らない。
何台もの車が跳ね橋の向こうに消えていく。
一軒の店に入る。夢の中では行きつけのアンティーク屋だ。
いつも素敵な物が並んでいるショーケースの中に、
食べかけのカピカピの弁当がいくつも、ラップをかけられて大事そうに
並んでいる。顔を近づけると、どの弁当も一年単位で賞味期限が過ぎている。
「なんかおかしい」
と思い、顔なじみのお店の女性のほうを伺うと、顔を見せてニッと笑うのだが、
その笑顔に違和感を感じる。
「ああ、このお店はもうだめだ」
と思い、寂しい気持ちで店を出る。
2.
私は大泥棒の一味である。
目下、私たちのターゲットは、小さなカプセルに入った代物で、
その中に「人類の存在そのものを揺るがすような大きな秘密」が入っているらしい。
(詳細いいかげん)
私たちは、カプセルの在り処を探している。
バスに乗ってカプセルを調査中に、芝生の生えた土手を
私の叔母(年齢66歳・身長168cm)が這い上っていくのが見える。
「なんでおばちゃんがあんなところに」
と思いながらバスで通り過ぎる。
ところで、私たちには最大のライバルがいる。
その泥棒とは、女性の単独犯で、梅の花の柄のついた
自転車に乗っているとの噂。
今回も寸での差で件の女泥棒にカプセルを盗まれた、とボスが苦々しく言う。
私たちは何となく、その女泥棒を「キャッツアイ」と呼んでいる。
今回、メンバーの一員が持ち前の機転で、キャッツアイの写真を入手したと言う。
「ほんとに一瞬写っただけで、顔はわからないんですけど」
謙遜するメンバーをボスが褒める。
写真を見て驚愕する。
確かにずいぶん遠くから撮った写真だったが、私の叔母だと一目でわかる。
「キャッツアイの正体は・・・」
と私の心中は穏やかではない。