「 男と女 」 で有名なクロード・ルルーシュ監督で、また 「 男と女 」
のテーマ曲のフランシス ・ レイとのタッグの 「 アンナとアントワーヌ 愛の
前奏曲 」 という映画を近くの 『 ル・シネマ 』 に久々ぶりに観に行き
ました。
「 つまらなかったら、寝るか帰ってしまおう ・・ 」 と思って行きましたが、
インドの原色の風景が印象的な、なかなかいい映画でした。
甘ったるいフランス映画かな? と思ってましたが、そんなこともなく最後まで
楽しめました。
映画が始まるなり、隣に座った女の人はイビキをかいて、ずっと爆睡してました
けどネ
流れてくる耳に心地よい音楽は、フランシス・レイのなのでしょう。
時々聞こえるインド音楽とも不思議に合ってました。
ガンジス河の沐浴のシーンとか、川岸の火葬のシーンとか、強烈な異国情緒
たっぷりなインドを舞台にしたことで、映画の味を深めたように思いました。
互いにパートナーのいる男と女 ・・・・
女が決して綺麗じゃないインドの河で薄いブラウスで沐浴するシーンが
とっても綺麗でした。
邦題じゃなく、原題は 「 男と女 」 です。
エンドロールで 「 UN + UNE ニューデリー→ケーララ 」 という2人が
旅した切符が画面に映し出されて、印象的でした。
あふれる旅情に感化されて、私もステキな人と列車の旅をしてみたい ・・・ と
心が揺れました。