~ 憧れのローマングラス ~ |     みやこわすれの料理・つれづれ記

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    ネット初心者の主婦がレシピを公開しています。自分の大好きなものや、行きつけのお店の紹介も…

   前々から 『 サンドリーズ 』 や 『 ギャラリー uchiumi 』 等で美しい


ローマングラスを目にする度、「 綺麗だけど、私には高嶺の花だわ ・・・ 。」 


と諦めていました。


紀元100年から紀元300年までにローマ帝国で製造、流通し、長い年月


を経て発掘されたガラス製品です。


何千年も地中深くに埋もれていたものが部分的に銀化され、明るい陽の光で


かざして見ると、美しく神秘的な輝きを放ち、古代のロマンを感じさせるもの


です。

                       ▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

 

   昨年、広尾プラザの 『 東京かんかん 』 で、1万円以下の空色の


ローマングラスのかけらで作ったペンダントを見つけ、それで大満足していた


私でした。


  

   ところがある日、用賀の 『 南方美術店 』 のブログに私の好きな


オリーブグリーン色の珍しいローマングラスが出ていました。ビックリマーク

     
今までの見たことのない水差しの形と色合いが たちまち気になり、南方さんに


翌日までの取り置きを頼みました。



   次男に 「 ローマングラスを取り置きしようか ・・・・・ ? と思う。」 と 


相談すると、「 いつかローマングラスを買うと思っていた ・・・・ 。」 と いう


意外な反応 !!目!!


てっきり 「 少し冷静になって考えたら ・・・」 と諭されると思いましたが ・・・。



南方さんには 「 一部損傷がなく完品だったら、3倍の値段はするでしょう。」


と 言われました。

                 憧れのローマングラス

南方さんのブログには 「 胴部に空いた穴も、ヒビの通った肌も損傷には



違いないのですが、(それも)この硝子(ガラス)そのもので他に成りたちよう


もなく自然に存在しているように思われます。」  と ありました。


                        ▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

   

   翌日早速に、次男と 『 南方美術店 』 へ 向かいました。


机の上に置かれたローマングラスは少し欠けていたり、ヒビがあったりしました


が、つくづく眺めても珍しいその色合いといい、形といい、私が好きなもの


でした。    宝石白 **:;;;:**:;;;:*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*゚ **:;;;:**:;;;: 宝石白

                 

ローマングラスは私には高嶺の花 ・・・ と思っていた私ですが、しばらく



考えて 「 やはり、このローマングラスは私が頂くわ。」 と 言いました。


南方さんはいつものように、またお安くしてくれました。ニコニコ


      憧れのローマングラス


   翌日から、まだ誰も起きてない早朝、このローマングラスを眺めながら、


これまた 『 目白コレクション 』 で G E T した、南宋の涼しげなお茶碗で


抹茶を飲むのが愉しみになりました。