連休中の五月三日に、広尾 ・ 天現寺 『 青草窠 』 へランチに行きま
した。 いつもは土曜日に伺うので、何か新鮮に感じました。
お茶室の部屋に入り、床の間を見たら ビックリ
神坂雪佳 (かみさか せっか) のお軸が ・・・・・ 御所人形(五月人形)
だそうです。 次男が 「 まさか雪佳さんが掛かっているなんてね 」 と
驚いていました。
さて料理ですが、先付が ” あいなめ の 胡麻豆腐かぶせ ”。
生湯葉がのせてあると思ったら、なめらかで、もちっとした胡麻豆腐でした。
中のあいなめとの間に梅肉が忍ばせてあり、さらに山葵(わさび)のソースが
うすく流してありました。 美味しい
続いて ” ぐじ と 賀茂茄子のお椀 ”。
ぐじ の パリッと焼いた皮目が香ばしかったのと、塩を強めに効かせてあった
ので、上品な出汁に塩味と旨味が流れて絶品でした。
続いて ” きす の 飯蒸し ・ 鯛の笹巻き寿司 ”。
八寸は ” あいなめの新子 ・ 湯葉巻きハタハタ ・ 蓬麩(よもぎふ)
味噌 ・ 車海老 ・ 筍の穂先 ・ 新じゃが揚げ ” などなど。
すべて美味しかったです。
メインの一つは、「 四国から天然鰻が入りました 」 と嬉しい声が ・・・
・・・
百合形の向付に、天然うなぎ と 玉葱 に こごみ です。
家族皆、「 美味しい~ 美味しい~ 」 との声。 さらに、おろした大和芋を
上から掛けて堪能
この店で出される、パリッとした天然鰻は食べられるので嬉しいです。
もう一つのメインは ” スッポンの出汁で煮た 筍 と きくらげ ”。
これがすご~~~く美味しかったんです。
川瀬 忍さんの青磁平鉢に、あっさり目に炊いた筍と、今まで食べた事のない
食感のきくらげが ・・・・・ 。
椀物の出汁も絶品ですが、「 こういう出汁もあるんだ~ 」 と うなる程の
美味しさでした。
最後は ” 自家製のじゃこ山椒 茶漬け ” と ” 百合根と黄身餡の
生菓子 ”。
「本当にこの値段でこれだけのレベルの高いお料理?」と思わせる程、
何から何まで、全て ’絶品’でした!