京都 西へ東へ ⑦『半兵衛麩』のお昼 |     みやこわすれの料理・つれづれ記

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  2日目のお昼は、京都へ来ると必ず寄る 『半兵衛麩』 の ’むし養い’と


いう 生麩 (湯葉も) 尽くしの御膳 を 頂きました。


’むし養い’というのは、お腹の虫がおさまる程度の簡単なもてなしという意味


でしょう。   京都らしい謙遜した優しい言い回しです。



入口で、女将さんと 「お元気でしたか?」 「遠い所をいつも有難うございます」


挨拶しました。


久しぶりに御会いしました。


                 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


  『半兵衛麩』 の生麩は、他の店よりひときわ柔らかく食感も良いので、まと


めて取り寄せて冷凍してあり、折にふれ料理に使っています。


はんなりとした濃い目の白味噌汁によもぎ麩を2つ浮かべたり、生麩の田楽、


生麩と蕪のみぞれ煮など、食卓に華やぎと何ともいえない美味しさを与えて


くれます。


生麩の料理を出す度に、家族に 「東京でいつも生麩が常備してある家は珍しい


んじゃない?家庭料理とは思えない ・ ・ ・ ・」 と言われます。


皆、生麩の感蝕・味わいが大好物なのです。


生麩は、小麦粉のグルテンというたんぱく質で出来ていて、とてもヘルシーな


食材です。 


『半兵衛麩』 の客が最近若い女性が多くなったというのもうなずけます。


それに、何より生麩はもちっとして美味しいものです。


                 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

  

   ’むし養い’ は、生麩の田楽 ・ 湯葉の唐揚げ ・ 生麩ときゅうり酢の物


・ 汲み上げ湯葉 ・ 生麩と湯葉のみぞれ煮 ・ よもぎ麩の白味噌汁 etc


生麩と湯葉尽くしの京都ならでは ・ ・ ・ の お昼です。


もう7回目ぐらいでしょうか?