ドブにお金を捨てたような 『資生堂パーラー本店』 |     みやこわすれの料理・つれづれ記

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  お盆に家族の要望で、銀座の 『資生堂パーラー本店』 へ行きました。



学生の時に和食しか受けつけなかった父が、珍しく一度だけ連れて行って


くれた店です。


父は 「値打ちがない!」 と立腹していました。プンプンプンプンプンプン ・・・・・


                   ▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲


  以前、高島屋デパート内の資生堂パーラーが本店よりリーズナブルで


美味しかったので、一度本店へ行ってみたい・・・ということでした。


私は暑い時に洋食なんて・・・・と気が進みませんでしたが。


                   ▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲


  さて、銀座の本店は昔の重厚な雰囲気はなくなり、すっかりカジュアルに


なっていました。


でも値段は少しもカジュアルではありませんビックリマーク


先に ’コールドコンソメ’ をオーダーしたのですが、その固さにビックリしました。


せっかく長時間煮込んで作ったコンソメの美味しさが、台無しになっていたから


です。目



  次に本店限定の ”カニのクロケット” をオーダーしましたが、クロケットの


表面がカリッと揚がっていなくてビチョビチョのクリームコロッケが3個出てきて


心底ガッカリしました。ショック!ショック!ショック!


高島屋の仔牛の ”ミートクロケット” はさすがの美味しさだったし、自分で作る


カニクリームコロッケの方が、はるかに美味しいのです。


私は1個をようやく食べただけで、あとは食べてもらいました。しょぼんしょぼんしょぼん



  例のオムライスは美味しかったそうですが、2人の息子がオーダーした


”牛肉ときのこの和風ピラフ” はすごいボリュームで残してました。


味見をしてみましたが、沢山だと飽きる味だし、値段が高過ぎます。


やはり、昔父が 「値打ちがない!」 と立腹したのは正しかった!!です。


 

皆さん、店のネームバリューや格式にからきし弱いのでしょうか?


                   ▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲


三重県の ”半泥子” (津の陶芸家) が東京から 『東洋軒』 という大正時代


からの洋食屋を津に引っ張ってきたのですが、東洋軒のシェフが後に


『資生堂パーラー』 のシェフになり、名物となった”ミートクロケット”を考案した


のです。



  『東洋軒』 の方が 『資生堂パーラー本店』 より歴史が12年古くなります。



  家族で帰省した折、帰りに 『東洋軒』 へ必ず寄りますが、はるかにリーズナ


ブルで美味しいです。


大正モダンの雰囲気はそのままに、格式ばっていないですしネ!



『資生堂パーラー本店』 にお金をどぶに捨てたような残念なお盆の日でした。パンチ!


 

三重県津市の 『東洋軒』 のブログとホームページはこちらへ左下矢印

                   http://ameblo.jp/yoihonomori/entry-11389755024.html