奈良のいとこから、メールで 「お盆なので、おはぎを作ります」 と言って
きました。
多分、お母さんがよくおはぎやお赤飯を作られたのでしょう。
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私は母が全く料理に興味がなかったし、季節ごとの行事にも無頓着だったので
おはぎの作り方をよく知りません。
一度だけM叔母さんとおはぎが大好物だった父の為に、1日がかりで沢山の
おはぎを作ったことがあるだけです。
父の母は、こし餡の甘さ控えめの小さなおはぎを作るのがとても上手でした。
皆、お盆の頃のおばあちゃんのおはぎをそれは楽しみにしていて、3個は食べ
ました。
おばあちゃんが亡くなってからは、父は大阪のデパートでよくおはぎを買って
きましたが、おばあちゃんのおはぎのように、あっさりとしていて美味しいおはぎ
に出会ったことがありません。
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奈良のいとこの作るおはぎも、手間がかかるこし餡だそうです。
それと 「 お盆には仏壇に蓮の花、実、槇の枝は欠かせません。
蓮の葉は、季節の果物のお皿にします。
母の里では、蓮の葉でお米を包み蒸して蓮ご飯を作るそうです。
主人の里では、お盆の3日間は精進料理だけだそうです。
家も3日間、朝昼夜の仏様の献立が決まっているので、家のご飯は後回し
です。
年に一度、ご先祖様を思う気持ちが大切なのでしょうね。
蓮はお盆の前に売り出されます。」 と ありました。
奈良は、昔からのならわしを大切に引き継いで、お盆をお迎えすることに
感動しました。
それにしても、清らかで聖なるものの象徴の蓮の花をお盆に飾るとは・・・・
新鮮な驚きでした。 考えてみると、蓮の花は仏様のお花ですしネ!
また、蓮の花はお盆の頃に見頃でもあります。