「ちいさいおうち」をご紹介。

この本は、子供によりも大人に薦めたい本です。

40ページあり、絵本としては少し長めで、お話も社会風刺的な内容が含まれています。とはいえ、やさしいえとリズミカルなお話しで子供たちも聞き入ります。

内容は、片田舎に、造りのしっかりとした小さな家が建つところから始まります。「たてた人」はお金で売ったり出来ないと言い、それが代々守られていきます。
子孫は代々、売らずにいるので、時代が過ぎていくうちに、田舎に立っていたはずが、都会になってしまった。そして、小さな家は、誰もすむものもなく、朽ち果てていこうとしていた。
そこに、「たてたひと」の孫の、孫の孫が現れて、ちいさなおうちが一番似合う田舎に運んでやる・・・ちいさなおうちは大喜び!!


うまく表現が出来ませんが、大人の方に是非とも読んでいただきたい、一冊です。



ちいさいおうち (大型絵本 (3))/ばーじにあ・りー・ばーとん
¥1,680
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ロバのシルベスターとまほうの小石」をご紹介。

ロバのシルベスターは、両親と仲良く暮らしていた。
そんなある日。石集めが好きなシルベスターは、赤くて丸い小さな小石を拾う。なんと、それは持つ人の願ったことがかなう、不思議な石でした。

シルベスターは、両親を驚かそうと帰る途中、ライオンに出会い、『岩になりたい』と願ってしまった。すると、魔法の石の力で岩になってしまったシルベスター。
父さんと母さんはいつまでも帰らない、わが子を探しまわるが見つからない。
冬を超え、春を迎えたある日、両親は気を取り直すために、ピクニックに出かけた。シルベスターが岩になった山に・・・


この後どうなるのか?



ぜひ読んでみてください。
はらはらドキドキしますが、最後はハッピーエンドです。


ロバのシルベスターとまほうの小石 (児童図書館・絵本の部屋)/ウィリアム スタイグ
¥1,365
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「ぶーちゃんとおにいちゃん」のご紹介。

この本はとにかく絵が丁寧で、カラフル且つ、スタイリッシュに書き込まれているのが特徴です。


内容はというと、お兄ちゃんと弟(ぶーちゃん)のある日のお話し。
ぶーちゃんはお兄ちゃんが大好きで、何でもまねをする。

お兄ちゃんが歯磨きをすれば、ぶーちゃんも歯磨き。
お兄ちゃんが絵を描けば、ぶーちゃんもお絵描き。
お兄ちゃんがいねっむりをすれば、ぶーちゃんも・・・と何でもまねっこ。

お兄ちゃんもたまには、一人になりたくて、ぶーちゃんから逃れ、お庭で遊んでいると、お母さんのだいじな植木を、ガッシャーーーン!

ぶーちゃんは、それを目撃。

お兄ちゃんは、ぶーちゃんを口止めし、いつも貸してくれないおもちゃも何でも貸してもらえ、いつもより遊んでもらって、大喜び・・・

いつでも、お兄ちゃんが大好きなぶーちゃんと、お兄ちゃんが織り成す、どこにでもある日常の一風景。

お子さんがいる方なら、共感できるところがたくさんあると思います。また、子供にとっても、非常にかわいい絵とわかりやすい物語であきさせません。

また、作者の島田さんのオリジナルキャラクターの犬の「バム」とカエルの「ケロ」、通称「バムケロ」がいたるところに隠れていますので、バムケロを探すという楽しみもあります。

とにかく、絵がきれいでおしゃれな絵本ですので、お部屋でディスプレイやプレゼントにも最適です。


ぶーちゃんとおにいちゃん/島田 ゆか
¥1,260
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「パンダコパンダ」のご紹介。

これは、絵本ではないですが、大人も子供も楽しめる名作アニメということで、ご紹介します。

この作品、知る人ぞ知る名作で、原案・脚本を宮崎駿さんが、演出を高畑勲さんが担当されています。

お話しは、いくつか入っていますが、一本目のパンダコパンダとミミちゃんの出会いからほのぼのとしてます。

おばあちゃんと二人暮らしのミミちゃんは、一人お留守番。ミミちゃんがおばあちゃんを送って家に帰ってくると、動物園から逃げ出したパンダの親子が家の中にいた。お父さんがほしかったミミちゃんと、お母さんがほしかったコパンダ、お互いが大喜びで一緒に暮らすことに。
パンだの親子が逃げたと町は大騒ぎになり、動物園の人が連れ戻しにきて、さあ大変。しかし、動物園にも戻り、ミミちゃんとも一緒に暮らし、パパは毎日会社勤めに・・・とすべての問題を解決することができ、一件落着。

何度見ても、楽しいパンダコパンダ。

オープニングの歌も、「パンダコ パンダコ パンダ♪」と軽快に頭をめぐります。ふとしたときに、思わず口ずさんでしまうメロディーで、こちらもお勧め。

この作品は、ネットで色々と検索してみると、トトロとの類似点がたくさんあり、「トトロの源流」とも言われていますが、難しいこと抜きに楽しめます。



パンダコパンダ&パンダコパンダ雨ふりサーカス [DVD]
¥5,060
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「エドワルド」のご紹介。

らんぼうで、やかましくて、いじわるで、やばんで、だらしなくて、きたない、みんなをこまらせてばかりいる、少年エドワルド。

エドワルドは、「世界でいちばんおぞましい」と言われてみんなから嫌われていました。

あるとき、エドワルドが何気なくやった意地悪なことや、投げやりにしたことがが、意図とは反して、みなの役に立つ善行になってしまった。みなはよろこんだ。

周りの人たちから、お礼を言われたり、ほめられたりすることで、エドワルドの心に変化が・・・

乱暴で、おぞましいといわれていた少年が、ちょっとしたきっかけで優しく、魅了的で、素敵な少年に変わっていくさまがテンポよく描かれています。

子供に対する、大人のちょっとした一言が、素直にも意地悪にも変えてしまうということを改めて気づかされるお話しです。



エドワルド―せかいでいちばんおぞましいおとこのこ/ジョン バーニンガム
¥1,470
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