随分遅くなりました。
新曲を書いていたのです。
しかし、この曲にあるような、どうしようもない空虚さは、現実になって返ってきました。
身近な人がたくさん傷つき、病み、生活が出来なくなりました。
辛い。
この曲は、ごぜんぜうなさんという方のイラストのために作ったので、原作は動画の方になります。
じゃあなんで俺がアップしたのか?
なんとなくである。

◆作曲について
とにかくリフを最後まで通すのが目標でした。
下手に曲を展開させないこと、言いたいことは最後まで言うこと、余計な茶々を入れないこと。
結果は悪くなかったようです。
考えていた分のことは出来たし、ビジョンが作るにつれはっきりしてきたので、細かいことも結構出来たんじゃないかと思う。僕にしては。
単調、という感想がありますが、確かに単調な曲です。でも、僕はここらあたりから動きたくなかったのです。
たとえばDry Jet~のような曲は次々展開していってサーカスみたいで楽しいですが、景色が全てタッチ・アンド・ゴーです。高速道路から見える景色です。
今回は、延々家がある団地の裏の公園で砂をいじってみたようなもんです。
そうしたいときだってある。

◆作詞について
絵に忠実に、と思ったら、前々から温めていたフレーズがいくつか使えることに気付いたので、曲名を含めてつぎこむことにした。案外よくなじんでいて、今ではどれが旧案でどれが新案だったのか区別がつかない。悪くはない傾向です。
少々感傷的にすぎる部分があるからそれがあまり気持ち良くない。
前回よりはかなりいいんだけども。

◆ミックスについて
かなり頑張ったと思う。

次は長くなりますが、またミクだと思います。
というのも、今度のボーカロイドマスターでコンピレーションに参加するのですが、そのブースで単独アルバムを置かせていただくことになったので、そこからのリードシングル(?)ということになりそうなのです。

でも、全然迷っている。
もうだめかもしんない。